東海道山陽新幹線300系は、1990年より登場しました。
数々の試験を繰り返して改良し、従来の「ひかり」 220kmよりも、50kmもスピードアップした「のぞみ」 270km用として使用された車両です。


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(妹・森由梨香撮影☆)


 1980年代当時、航空機料金値下げなどによる新幹線利用客低迷の改善を図るため、東京ー新大阪間の所要時間短縮をするプロジェクトが動き出しました。

 それは、「スーパーひかり号」、のちの「のぞみ号」の開発です。

 「東京ー新大阪間2時間半」、これを実現するには、従来の0系や100系などのバージョンアップではなく、根本的に車両開発を見直して、全く新しい車両を導入することが必要でした。

 その為には、車両を極限まで軽くする事。

 床下機器から、窓ガラスの取り付け一つに対しても、細部まで改良が進められ、当時製造が困難と言われたアルミ合金によるシングルスキン構造を実現し、大幅な軽量化が実現しました。

 今まで、新幹線のスピードアップには、大きな壁となっていた軽量化。
300系の開発で突破され、 以降の500系や700系など、新幹線車両の進化が一気に進んだ事は間違いないでしょう。

 近年、N700系の増備が本格化し、2012年3月にJR東海、西日本は、300系の全車引退を発表しました。

 私にとって、300系の想い出といえば、初期編成のプラグ式ドアです。

 始発の列車でドアが開くとき、車内の空気が一気に出てきて、とても驚きました。

 270kmで走行した時に、車窓から架線柱がどんどん過ぎ去っていく景色を見て、「速い!」とつい声を出し、大変興奮しました!!

 0系登場以来、東海道新幹線に新たな時代を刻み込んだ300系も、時代とともに、過ぎ去る事になります・・・。

 皆さんは何を想いますか?
皆さんの300系に関する想い出など、ぜひ教えてくださいませ☆


 さてさて、今回のブログの写真は妹・森由梨香の写真です。
私は今まで通り、ジャーナリストとして執筆担当、
写真家の妹には、今回私のブログにて、作品掲載☆!!二人の共同作業として更新してみました。
 皆さんからのご感想、お待ちしております!!


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