岡山市内を走る路面電車の情報です。岡山電気軌道株式会社→http://www.okayama-kido.co.jp/



  岡山電気軌道の超低床電車MOMOが、夏の期間限定企画「MOMO de ビアガー電(デン)」となり運行しています。

 「MOMO de ビアガー電(デン)」は、平成20年度から毎夏、金曜日の夜に運行しており、車内で生ビールとおつまみを堪能することが出来ます。

 今年は18時30分に出発し、約2時間かけて市内をめぐっています。(冬にはワイン電車が走ります☆)


 期間は、路面電車の日である6月10日(金)から9月30日(金)までの毎週金曜日。

料金は、お一人様2,500円(税込、生ビール3杯おつまみ付、追加1杯500円)。


あらかじめお電話にてお席をご予約下さいませ。会社、友人グループでの団体貸切のお申し込みも大歓迎のようです。


 なお、今年からは、空席があれば当日ご参加もいただけるようになったとのこと。

※出来る限り運行日の前々日までにお申し込みください。お子様連れでのお申し込みはご遠慮ください。


 空席情報などの詳細はこちらへ↓

http://www.okayama-kido.co.jp/tramway/news_w/pg51.html




史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba-岡山電気軌道9200形(MOMO)

 「MOMO de ビアガー電(デン)」として運行されている車両、岡山電気軌道の超低床電車9200形(MOMO)の紹介をします。



 2002(平成14)年7月5日に運行を開始しました。電停との段差がなく、車椅子でもスムーズに乗れるという機能性に加え、デザインもとても優れています。

 デザインを全面的に担当したのは、岡山県出身のデザイナー、水戸岡鋭治氏。
九州新幹線「つばめ」のデザインで有名な方です。

 MOMOの近未来的な外観は、新潟トランシス製のスリムな車体に青や銀を基調としたメタリックなデザイン。

車内は、木製の座席や木目調の床など、自然素材がふんだんに施され居心地が良くあたたかみがあります。

 第一回日本鉄道賞 グッドデザイン賞 ローレル賞など、多くの賞を授与しているのも納得の車両です。

 木を多く用いてる車両は、落ち着いた雰囲気を演出しとても安心感があり好きです。

 

運転台はやや高い位置に設けられているため、運転席の正面の視界から街の風景を眺めることが出来ます。

 さらに、JR線乗り入れを考慮して、設計最高速度は70km/hと鉄道(在来)線なみのスピードも出せるMOMO。

 (現状は45キロに制限)



 現在、岡山電気軌道の超低床電車はMOMOの1編成のみです。東山線と清輝橋線の2路線で、交互に運行されていますが、今秋、もう1編成が追加導入される予定とのことで、念願の2編成運行になる予定です。両路線で、ほぼ連日、超低床電車が運行されることになれば、より利用しやすく、バリアフリーに配慮されます。


 環境問題や高齢社会の昨今、市の中心部へのマイカー乗り入れを規制し、排気ガスが少なく、エネルギーの効率が良い人に優しい低床式LRV(Light Rail Vehicle)、歩行者と中心の空間をつくること。交通のむすびめには、新世代バスや路面電車を運行することが、公共交通を中心とした「街づくり」構想、都市の再活性化に近づくことになると思います。


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(岡山駅前)


 皆さんも岡山を訪れた際は、ぜひMOMOにご乗車して、魅力を体感してみてくださいませ☆



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