3月11日に起きた未曾有の東日本大震災によって、東日本をはじめとした日本のさまざまな地域の観光客が全国的に減っています。 


 西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)は、東日本大震災の影響によって観光客が減っている京都に、送客キャンペーンを強化することを発表しました。


 JR西日本が後援する京都市観光協会の観光振興企画(http://www.kyokanko.or.jp/ )「京の夏の旅」、四国旅客鉄道株式会社(JR四国)や九州旅客鉄道株式会社(JR九州)、阪急電鉄株式会社(阪急電鉄)、南海電気鉄道株式会社(南海電鉄)に協力を求め、オール関西で盛り上げるとのこと。


 さて、表題の「京の夏の旅」は、毎年7~9月に実施しており、京都の文化財特別公開など多数の観光メニューを揃えています。従来は、JR西日本や近畿日本鉄道株式会社(近畿日本鉄道)などがPRに協力しています。
 本年は、新たにJR四国や阪急電鉄などにも呼び掛け、各事業者の沿線などでポスターの掲示やパンフレットの設置を予定しています。


 今月20日に行われたJR西日本の定例会見では、佐々木隆之社長が「魅力的なキャンペーンで京都への客を増やしていきたい」と語りました。



 さらに、東日本大震災が発生した翌日(3月12日)に、鹿児島ルート(256.8キロ)の全線開業を果たした九州新幹線は、「まだまだ認知度が足りない」として、通常より5千円程度安い新大阪、新神戸発の「お試し 熊本・鹿児島早特往復きっぷ」を6月1日に発売するとしている。


 東日本の鉄道はもちろんのこと、西日本や九州新幹線などに関しても、どんどん利用者が増えて欲しいです。

 このようなさまざまな取り組みを応援し、キャンペーンを促進したいと心から想います。

今後利用してゆきたいです。皆さんもぜひ!!