路面電車情報です☆
先月15日、新しい超低床の路面電車がデビューしました。
超低床の路面電車とは、電車の床面の高さがとても低いため、乗り降りが楽で、万人にとても優しい車両のことです。
今回新しくデビューした車両。それは、長崎電気軌道株式会社の5000形、5001号です。
床面高さは入口部35cm、低床部38cm、通路部48cmと、バリアフリー対応の超低床車両になっています。
写真・長崎電気軌道株式会社
さま 提供
(形式写真、車内はアルナ車両で撮影されたもの)
(浦上車庫内。先輩の3000形との並び)
長崎電気軌道で活躍する超低床車両3000形に続く、新シリーズの車両5000形。3000形同様、アルナ車両で製造されました。
車体長は16.3メートルと、従来の3000形と比べ1,2メートルも長くなり、乗車定員は73人と、従来より10名も増えました。最小通路幅も80mm拡大し、車内傾斜もより緩やかになっています。
3000形より大型化され、通路の幅が広くなり車いすの移動もしやすく居住性もアップしました。
車両の後方には、初めてブレーキランプを設置するなど、安全面にも配慮しています。
車両価格は2億3千万円。その内の半額を、長崎市と国が補助しました。長崎電気軌道は、2011年度中に、もう1台を導入する予定です。
長崎電気軌道 HPに、3000形と5000形のペーパークラフトが、無料でダウンロードできます!!
早速ダウンロードさせていただきました☆
http://www.naga-den.com/kikaku/5000.htm
以下の陸送中のお写真は、「長崎の路面電車ホームページ 」さま提供です。
(フェリーから降りてるのは9日、福岡県新門司港で九州上陸しているシーン)
(11日未明夜間は太宰府市から長崎市へ向け出発したところ)
(クレーンで上げられているのは11日の搬入シーン)
九州では道路交通の発達が進んでおり、バスや路面電車などが、通常の鉄道に劣らずに活躍しています。
今後も日本各地で、超低床電車をはじめ、環境や観光に配慮した交通機関である近代化された路面電車が増えて行くことに期待しております。