全線が東京都葛飾区内を走行し、京成高砂駅と京成金町駅を結ぶ「京成電鉄金町線」。

  京成高砂駅は、2010(平成22)年7月17日、北総線経由で京成高砂駅と成田空港駅を結ぶ成田空港線(成田スカイアクセス線)が開業したことによって、「アクセス特急」の停車駅となりました。

 成田スカイアクセス線の開業に伴う踏切遮断時間増加を懸念し、同年7月5日には金町線用の高架ホームを新設しました。





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(新設された金町線 5番線ホーム)


 同年7月4日のダイヤ改正前までは、地平ホームを使用し、本線京成上野駅・押上線押上駅方面への直通列車も運転されていました。


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金町線の京成高砂駅は、専用に独立した改札やトイレなど、まるで本線とは別の会社線のように思えます。



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(京成3300形電車の旧塗装の復活編成、赤電塗装となった3324F)


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(京成3300形電車の旧塗装の復活編成、ファイヤーオレンジ塗装となった3309F)


金町線と言えば、京成金町線のルーツ「帝釈人車軌道」ですね。

それは、金町と柴又を結んでいた人車軌道(人が客車や貨車を押してレールの上を移動する)の事で、1899(明治32)年-1912(明治45)年に運行されました。
 

 現在、唯一の中間駅である柴又駅は、「柴又帝釈天」や「葛飾柴又寅さん記念館」、「矢切の渡し」などの最寄り駅で有名です。

 地元住民の利用者に加えて観光客の利用者も多く、「男はつらいよ」の柴又、「こち亀」の亀有と、下町情緒が溢れる路線です。
京成電鉄金町線は、週末観光に打って付けの路線ですね。



史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba-金町駅にて

(去年撮影した写真ですが、京成3300形電車の旧塗装の復活編成、青電塗装となった3356F)


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