路面電車情報です☆

 とても嬉しい朗報をいただきました。


今月12日、長崎電気軌道は新たに超低床式路面電車(LRT)5000形を導入することを表明しました。

 長崎電気軌道では、2000年に施行された、車両更新時のバリアフリー対応車両の導入を義務付ける交通バリアフリー法の施行後、2004年から2006年に、超低床式路面電車(LRT)の3000形 を3編成導入しました。

 今回は5年ぶりの新型車両となります。


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5000形は、車両更新時期に合わせた新規導入で、お年寄りや体の不自由な方、お子さんの利用に合わせたバリアフリー対応となっており、3000形と同様に、電停と乗降口の段差は約7センチ(従来の車両は約20センチ)。

 補助スロープにより、車椅子やベビーカーでもスムーズに乗車できるのが特徴な、万人に利用しやすく優しい電車です。


3000形 との比較として、最も通路幅が狭い降り口を80センチ拡大(最小通路幅:880mm、3000形より80㎜拡大)、車体の長さは3000形より1・2メートル長い約16メートルです。

 定員は、3000形の63名(内座席28名)より10人多い73人(内座席27名)を収容します。車両価格は2億3千万円。


情報の他、パースや図面(形式図)などをご提供いただきました。

 鮮やかな色合い、デザインが美しい車体は、3000形と同じリトルダンサーシリーズです。


リトルダンサーシリーズは、アルナ工機(現アルナ車両)が東芝、住友金属工業、東洋電機製造、ナブテスコ(旧ナブコ)と共同開発して製造した超低床路面電車のシリーズです。

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●3000形と比較
通路幅が狭い降り口を80センチ拡大
車体の長さは1・2メートル長い約16メートル
定員は10人多い73人に

・車両価格は2億3千万円
・早ければ2011年2月中旬にも運行を開始する予定
・11年度も5000形1台を増備予定

画像提供:長崎電気軌道
http://www.naga-den.com/


情報提供:長崎の路面電車ホームページ
http://www.nagasaki-romen.com/


(長崎電気軌道株式会社様、長崎の路面電車ホームページ様。朗報のご提供ありがとうございました。)



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予定では、2011(23)年2月中旬にも、運行を開始するとのこと。

乗車観察に行ける日が今から楽しみでございます。今後の長崎電気軌道の動向に目が離せませんね。