豊橋鉄道東田本線 に関する情報でございます。

 交通新聞社新書『進化する路面電車』 で深く取材させていただきました豊橋鉄道東田本線。


豊橋鉄道東田本線(通称・市内線)は、軌道法に基づいて開業した路線です。
 愛知県豊橋市の駅前電停から赤岩口電停までの4,8キロ、そして井原電停から分岐し運動公園前電停までを結ぶ0,6キロから成り立っています。

豊橋鉄道東田本線は、1925(大正14)年7月14日に開業しました(当時の社名は、豊橋電気軌道株式会社)。

 その後、戦後の復興や経済成長に合わせ営業キロや車両数も拡大し、1963(昭和38)年度の輸送人員は過去最高の957万人に達しました。
 しかし、昭和40年代に入りモータリゼーションの進展とともに輸送人員は減少の一途を辿りました。そこで、ワンマン化や一部路線を廃止するなどの合理化を図り、路線の維持を保ってきた豊橋鉄道市内線。
 近年では環境問題が深刻な中、路面電車が見直され路面電車の存在価値が高まっています。豊橋鉄道市内線は行政の支援策充実もあり架線のセンターポール化や豊橋駅前への乗り入れを行いました。

 また、2005(平成17)年末に「豊橋路面電車活性化事業計画(LRT整備事業計画)」が認可を受けたことにより、危険電停の改良をはじめ、電停のバリアフリー化や全面超低床電車T1000形「ほっトラム」の導入を果たしました。

 そして、2010(平成22)年7月14日で豊橋鉄道市内線は開業85周年を迎えます。


これにあわせて、様々な記念行事等が実施されます。


まず、「くらべてみよう豊橋鉄道今昔~ぼくらの歩んだこの時代~」展が、とよてつインフォメーション「Ripple(リップル)」で平成22年6月12日から開催されております。


この展示は豊橋鉄道市内線が開業85周年を迎えるにあたり、大きく様変わりした沿線の各地域の一部を豊橋鉄道所蔵の写真と、今現在の同じ場所の風景を並べることで、東三河、豊橋、そして豊橋鉄道の歴史を見比べてみようと、企画されたようです。


この概要についてお知らせいたします。

 ※以下、写真や情報など豊橋鉄道株式会社提供※


旧東田車庫〔昭和35年頃〕


史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba-旧東田車庫〔昭和35年頃〕

旧東田車庫〔現在〕


史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba-旧東田車庫〔現在〕

柳生橋付近〔昭和40年代〕


史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba-柳生橋付近〔昭和40年代〕

柳生橋付近〔現在〕


史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba-柳生橋付近〔現在〕

(1)企画展示「くらべてみよう豊橋鉄道今昔~ぼくらの歩んだこの時代~」


(1)開催期間 平成22年6月12日(土)~同年8月末(予定)
(2) 場所     渥美線新豊橋駅2Fとよてつインフォメーション「RIPPLE(リップル)」内
10:00~20:00(年中無休・入場無料)
(3) 内容     一部の当社所蔵の市内線・渥美線の過去の写真をA3サイズ(297mm×420mm)に引き伸ばし、現在の同じ場所から撮影した写真を並べて展示します。
〔主な撮影場所〕画像は、広報広聴課にあります。
・旧柳生橋支線柳生橋付近
・旧東田車庫付近
 展示枚数 18枚(予定)


(2)「とよてつ感謝祭in赤岩口車庫」の開催


お客様の長年にわたるご利用に感謝するとともに、路面電車を活用したさまざまな体験等を通じて、路面電車にさらに親しんでいただこうと実施するもので、平成22年7月25日(日)に赤岩口車庫で開催します。

感謝祭では、運転体験やミニほっトラム乗車体験など、電車を使った体験が中心の「電車ふれあいゾーン」と、鉄道部品即売会や模擬店などが中心の「お祭りゾーン」を設け、大人から小さなお子様まで、幅広い年代のお客様にお楽しみいただける内容です。

 また、同日、赤岩口をスタート・ゴールとし、葦毛湿原などの散策をお楽しみいただくハイキング大会も合わせて開催いたします。


1.「とよてつ感謝祭in赤岩口車庫」について
(1)開催日時等  平成22年7月25日(日)10時~19時
(2)場   所  豊橋鉄道市内線 赤岩口車庫内
(3)内   容  ①「電車ふれあいゾーン」
市電運転体験、ミニほっトラム乗車体験、ピット内見学ツアー、
クイズラリーなど
②「お祭りゾーン」
鉄道部品即売会、豊鉄オリジナルグッズ販売、模擬店出店、
ビール電車生ビール販売(注)など
※ 感謝祭会場内における物販は金券で行います(鉄道部品即売会を除く)。金券には、電車のイラストを入れ、記念にお持ち帰りいただける様式といたします。
※感謝祭会場内における売り上げの一部は、長年にわたるご利用に感謝を込めて、豊橋善意銀行へ寄付いたします。
(注)浴衣でご来場の方には、ビール電車の生ビール(未成年者にはソフトドリンク)1杯を進呈いたします。
(4)入場料       無料(ただし、会場までの交通費、および会場内における飲食・一部のイベント参加は有料)


(3)ハイキング大会の開催


赤岩口をスタート・ゴールとし、葦毛湿原などの散策をお楽しみいただく、ハイキング大会を平成22年7月25日(日)に開催します。

(1)開催日時等  平成22年7月25日(日)8時30分~11時まで、赤岩口電停で受付
(2)コース       赤岩口~利兵池~葦毛湿原~二川テレビ中継所~神石山自然歩道分岐~
神石山(往復)~鞍掛神社~赤岩口(ゴール)
距離約11km/歩行時間約3時間30分〈初級者向け〉


(4)「渥美線・市内線スタンプラリー2010夏」の開催

平成22年4月~同年5月にかけて実施しご好評をいただいた「渥美線・市内線スタンプラリー」を今夏も開催します。


(5)記念乗車券、記念グッズの発売

開業85周年を迎えるのに合わせ、記念乗車券、記念グッズを発売します。

以上でございます。


豊橋鉄道HPの詳細はこちらをご覧くださいませ。↓
http://www.toyotetsu.com/cgi/news/s_news.cgi?action=show_detail&txtnumber=log&mynum=192


どうぞ皆さんも宜しかったら足を運んでみてくださいませ。

 きっと素敵な楽しい時間になることと思います。(^^)