昨日29日から、待望の映画「RAILWAYS」が公開となりました。

私は試写会にご招待いただきまして、今月中旬に拝見させていただきました。


 松竹株式会社・映画宣伝部宣伝企画室の皆さん、護縁株式会社の皆さん。

 ご招待をいただきましたこと、まことにありがとうございました。


 映画「RAILWAYS」。昨日と本日でご覧になられた方々もいらっしゃると思いますが、

まだ公開したばかり。ネタばれにならないように感想を記させていただきます。


 鑑賞させていただき、思わずエールを送りたくなる、自分も映画の世界に入り込んでしまうような、共感が持てる。そんなあたたかい雰囲気が、「RAILWAYS」の良さだと実感いたしました。


 錦織良成監督は、島根県出身ということで、故郷への愛情をひしひしと感じる豊かな映像でした。

 鉄道的な目線でも、 鉄道の安全性や役割、重要性を、映像のふしぶしで感じました。


 本当の笑顔、真の人付き合いを取り戻し、大切にしようと頑張る主人公の姿に、胸を打たれました。


 主人公筒井肇を演じられた中井貴一さんが、とても好きな役者さんで、より一層素晴らしい映像に感じました。心地いい感動が、いつまでも残ります。 
 

 長閑な島根の田園風景を走る一畑電車。


 日本最古級と言われる昭和初期に製造されたデハニ50形。
オレンジ色の古い電車は、シンプルで素朴な電車です。(2009年2月29日のさよなら運転をもって、現在は運行を終了しております)


 他にも魅力は沢山あります。例えば、デハニ50形の手動式のドア、自転車も乗せてくれる電車。懐かしい雰囲気いっぱいの小さな駅舎など。


 中でも、一畑電鉄のレール音は特長的です。小刻みなリズムを刻んでいくイメージなのですが、その部分も、映像に生かされていて、大変満足でした。


 そして、一畑電車の汽笛が鳴り響くシーン、昭和の雰囲気を漂わせるウーンという吊掛式駆動の甲高い音が響きながら、美しい田園風景をのどかに走行するシーンなど、細部にもこだわっておられて素敵です!


 京王電鉄での研修風景や、キハ121やサンライズ出雲のシーンも良かったです。車両をはじめ、鉄道に関わる人々(運転士、車掌、保線担当、整備士、司令担当)や鉄道音など、とてもリアルでした。

 鑑賞できて本当に良かったです。まことにありがとうございました。


史絵.オフィシャルブログ「史絵.の鉄道旅」Powered by Ameba-RAILWAYS

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RAILWAYS  49歳で電車の運転士になった男の物語」
5月29日(土)全国ロードショー
©2010RAILWAYS」製作委員会