私が夜遅くまで出かけようとすると、司禄×2娘の情緒が不安定になり、出かける前日夜には大抵涙ながらに「お母さん…行かないで…」と引き留められるので、あまり遠くまで一人で出かけづらいしえです、こんにちは。
いや、娘の心配はそれほどしてないんです。
私が心配なのは、むしろそんな娘を全力で受け止めて慰めようとする禄存旦那の体力ゲージです。
えー、そんなわけで、今まで東京のウラナイトナカイに憧れ、イベントなどのたびに「行きたい」と思いつつも、足を向けられないでいました。しかし、そのトナカイがこの7月に閉店することが決まり、「これはいかん!」と、この度「子どもが起きた後に家を出て、子どもが寝る前に帰る」という、強硬日帰りスケジュールでトナカイ詣でをさせていただきました♡
旦那の体力ゲージが多少削られてもやむなしと思っての東京遠征でしたが、想定以上に旦那の残りHPが少なくなってて、帰宅直後は若干焦りましたが。
さて、そんなわけで、「とにかくトナカイの写真撮って、店内に足を踏み入れられればそれでいい」くらいの心持で東京に行くつもりでしたが、それではなんでしょうということで、杏子さんが「十大主星講座~車騎星・牽牛星~」を開催してくださいました!
話をいただいた時、私はPCの前で歓喜の悲鳴を上げましたとも
さらに、Twitterを見ていたら、杏子さんが「参加者の車騎牽牛率が高すぎるから、石門・貫策、もしくは調舒・鳳閣募集!」と書かれていて、その話に巨大火炎放射器あの玉紀さんが乗っかられてたのを見た日にゃ、私は喜びのあまり眩暈がしました(どれだけ溶かされたいのだ、私)
その上、「新宿で迷子にならない自信がないです!」と断言する私を、わざわざ玉紀さんが品川まで迎えに来てくださって、もう、しえ、感激。感激すぎて、新幹線降りて改札内のお手洗いの列に並んでいたところに玉紀さんが「なかなか改札出てこないけど大丈夫!?」と電話してきてくださったのに動揺して、スマホを落としかけたのは内緒です。
品川も新宿も、私にはラビリンスでしかない
ちなみに、うちの子は改札も知らないで育っている。ICカードなんてもってのほか。
「周りが山じゃなくて、ビルだらけなんて光景久しぶりッ!」と完全に田舎者丸出しの私も、無事に新宿にたどり着き、杏子さんともお会いでき、車騎牽牛の会が始まりました。ええ、「講座」と伺っていましたが、参加者が全員トナカイ界隈の、みんなどこかしらに車騎牽牛をお持ちのレディたちだったので、「講座」というより「研究会」。斬るか斬られるか、会場ドアを開ける前から始まる「どうぞ先にお入りください」のバトルモード。そして、そこにたまに放たれる、玉紀さんと杏子さんのファイヤーブレス。
面白過ぎた。
もう本当に開催していただいてありがとうございました。あの講座だけでも、おら、東京さ行って良かっただ…
今回の車騎牽牛の会、皆さんどこかに車騎牽牛をお持ちと言っても、「真ん中だけ」「真ん中じゃないけど複数ある」など様々。そんな中、私は日干の辛(宝石)が火にボーボー囲まれた命式をしておりまして、中心車騎の南と西が牽牛という3つ持ち、さらに実父が中心牽牛で実母が中心車騎という、
車騎牽牛界のサラブレッド
・・・ではないかと自負しています。もっとすごい人はいますけどね。まあ、ネタ的に。
ただ、両親ともに車騎牽牛と言っても、結構放任主義でした。しかし、「放任主義で、学業や生活態度について口を出された記憶は一切ない」とこれまで思っていましたが、案外、口を出す前に私が親の期待以上の努力をし、常に限界MAXな顔をして結果をたたき出してきたせいで「口をはさむ隙間がなかった」だけかもしれないと、最近は思えてきました。大学受験の時なんて、「体は大丈夫なの!?」って車騎母に泣きながら心配されたこともありました…。
「自分だいじに」の前に、「命だいじに」車騎牽牛♡
そんな私のことを、杏子さんは、「ダイヤモンドが火であぶられすぎて、ただの炭素になっちゃうよ」と言ってくださいました。はい・・・もういい歳なので、ダイヤモンドはダイヤモンドとして輝けるよう、ちょっと周囲の火力は調節したいと思います。
じりじりと焼かれゆくダイヤ
炭素の構造が変化して、いずれただの炭になるでしょう
車騎牽牛の会では色々な話が出ました。皆さん、それぞれ「分かる~」という反応もあれば、「そんななの!?」という驚きの反応もあったりでしたが、私にとって大抵の車騎牽牛ネタは「あるある」でした(´▽`)
例えば、「車騎牽牛は爪痕を残したがる」という話で、他の方が「仕事辞める時に、頼まれてないけど、後任の人が困らないようにマニュアル作る」と言われて、私も思い出しました。以前、臨時職員で働いていた場所で、元SEで(多少)PCに詳しいということで重宝され、気を良くした私は退職する前にめっちゃPC内を整理し、もちろんデフォルトで(頼まれてないのに)マニュアルを作りましたとも。正職員でもないくせに。
そして、それだけした結果、辞めてから7年経つというのに、いまだ臨時職員が募集されると「働いてほしい」と人づてに言われるたびに
無上の歓び
を感じるのです。別に再びそこで働く気はないのに。なんでやねん←北調舒の突っ込み
「頼まれた仕事でもないのに、なんでそんなことまで!?」と驚きの声が上がる一方で、「自分のレベルアップに繋がりますし」とさらりとのたまう牽牛レディ。
てれててってぇて~♪(←効果音)
車騎牽牛の好きなパワーワードですね。ただし、あまり乱用してはいけません。デフォルトで限界まで頑張ろうとするのに、「あとちょっとでレベルアップするよ!」と言われたら、体の限界を突破しかねません。
同じように「限界突破」「レベルアップ」が大好きな車騎牽牛ですが、もちろん違いもあります。それで、「牽牛は自分の立ち位置とかをよく見極めたうえで発言するけれど、車騎は思ったことをぱっと言っちゃうから、失言が多いよね。そして、『また言っちゃった~』って落ち込む」という話題になった時に、私が
「そうそう、失言してよく切腹しますよね」
・・・と、私としてはごく当たり前の感じで言ったところ、驚きとともに爆笑の渦が起こったため、
私は驚かれたことに驚きました![]()
「え?皆さん、切腹しないんですか?」って・・・
いや、子どもの時には「失敗したら切腹」はワールドスタンダードかと思っていたのですが、徐々に諸外国と日本の違いを知るようになり、「切腹は日本の文化(?)」と分かり、しかし、現代社会において切腹は日本標準でもないらしい、車騎牽牛という一部の人間の性質ではないかと、算命学を知って考えるに至ったわけです。
でも、少なくとも車騎牽牛にとっては標準搭載機能だと信じていたため、同じように中心に車騎牽牛がある人にとっても「普通」ではないことがこの度判明し、大変良い勉強になった次第でございます。
どうでもいいんですが、この話をしている時に、SEで新人してた頃、電話対応でうっかり「承知つかまつりました」と言ってしまったことを密かに思い出していました。10年以上経った今でも、電話口の向こうで先方が戸惑っていた様子が忘れられない![]()
どこの侍かと。
ちなみに、この切腹機能、どのように発動するかと言いますと、まず失言します。落ち込みます。相手への罪悪感と自分の羞恥心でもだえ苦しむことになり、「かくなる上は死んで詫びるしかない!」と極端な思想に走ります。しかし、本当に腹を切るわけにはいかないので、「もう私、この業界から消えます。貴方様の御前には二度と姿を現しませんので、どうぞそれでお許しください!」という勢いで相手に謝罪します。
すると、ちょっと怒れただけで、そこまでの事とは露にも思っていない相手は大抵、逆に慌てます。
そして、「そこまでしなくても・・・」と許してくれます。まあ、そんな感じで、想定以上に斜め下手から謝罪に出られた相手は戸惑いとともに許してくれるので、結果的に丸く収まっていいのですが、これが相手と仲直りするという戦略の上での演技だったらいいんでしょうか、私は精神的にマジ切腹してるので、
二日は寝込みます。
昨年も覚えているだけで3回は切腹してます(いずれも、後から冷静に考えると大したことない)。一番の被害者は、お母さんが変なことで自爆して寝込んでしまって困る家族でしょう。
時々、相手は本当に何とも思っていないのに、私が勝手に「やっちまった!」と勘違いして、勝手に「切腹します!」といきり出したりするので、そういう時、本当に相手はぽかん?
でしょう。 普通に話してたと思ったら、突然相手が「やらかしました」と言って消え、白装束に着替えて「介添えをッ!」と現れた日には、腹切り迷惑もいいところです。
今からお腹切りまーす
誰か介添えしてくださーい
これは、私が車騎(失言が多い)と、牽牛(恥ずかしいことが大嫌い)と、玉堂(考えすぎ)を持っているせいかもしれないので、全ての車騎牽牛の人には当てはまらないかと思いますが、切腹傾向のある車騎牽牛の方はお気をつけください。
切腹しなくていい。
これが私が今回の講座で一番勉強になったことかもしれません。
杏子さん、講座を開催してくださってありがとうございました!玉紀さん、わざわざアテンドありがとうございました!講座に参加された皆さま、切腹に付き合ってくださってありがとうございました!
次は、ついに憧れのウラナイトナカイに潜入します!
つづく・・・




