もう半年近く前になるが、「猫の足あと」さんのホームページで紹介されていた、西明寺関連の秘境・下有馬不動堂(有馬不動堂)の護摩に参座したことがあった。
西明寺関連の施設ということで、もとは真言宗の僧侶が護摩を焚いていたが、現在は都合により天台宗の僧侶によって護摩がたかれる。
通常、天台宗でも祈願寺では一段に省略した護摩が焚かれ、一座30分から40分程度で終了するが、当日は瑜伽者の思いもあって三段護摩となり約1時間半程度の護摩行となった。
最も異なるところは、通常二十一遍などに省略される本尊真言を、正式に千遍念誦称えるところである。
本堂は地域の自治会館も兼ねているようで、護摩壇周辺の設備は十分とは言い難く、換気が換気扇だけでは不十分で、途中役員の方々が戸を全開にしていた。
終了後は瑜伽者を交えて茶話会を行った。
一見みつけ辛く、知る人ぞ知るといった秘境であると思った。
しかし、ここが鎌倉幕府の最明寺氏関連の西明寺跡地ともいわれ、境内の滝不動跡にある石像不動尊は江戸時代中期のものと云われる。
現在は年始の鎮守堂での祭事(護符の配布)と、4月と7月に護摩が行われているようである。
日にち時間は、担当の僧侶や役員らの都合により若干変更となることもあり、確認もとりにくい。
私は事前に一度訪問し、その際に封筒に入った資料が置いてあり、そこに記された個人の携帯電話番号に連絡をし、護摩の日時を確認した。
現在では担当者も変わっているようなので、個人情報でもありblogに記すことはできないが、境内の看板では4月は25日、7月は28日で、原則13時からとなっている。(私が行った時は役員は14時からと言っていたが、護摩が始まったのは13時半ごろだった)
護摩中は特に般若心経や御真言を称えるわけでもなく、瑜伽者が護摩行を淡々とすすめているといった感じであった。
しかし志ある人が、身銭を切って新編武蔵風土記稿に名前のみ残っていた、下有馬不動堂を再建したのである。
そして心ある役員の方々が守っている。
参詣は自由だが、護摩などの行事に都合を合わせるのが、なかなか厳しいところだが、何度も記すが秘境といえるだろう。
入り口
滝不動跡
再建の碑
鎮守
本堂
本尊不動明王
猫の足あと 下有馬不動堂(有馬不動堂)紹介ページ
有馬不動堂。川崎市宮前区有馬にある堂宇 (tesshow.jp)





