三浦半島開運巡り
・干支守り本尊
第二番は子年本尊の千手観音の札所で浄土宗伝福寺です。
浄土宗は浄土真宗と異なり、御本尊勧請は多彩です。
先日の長安寺の不動堂といい、今回の伝福寺も本堂内は阿弥陀三尊のみならず色々とありました。
本堂内陣の中尊はもちろん阿弥陀様です。
向かって右に干支守り本尊札所の御本尊である千手観音が祀られています。
しかし秘仏のようで、御厨子は閉じられたままです。
その代わりでしょうか、本堂内陣の左奥に立像の千手観音がご安置されています。
ご覧の通り大変立派な御尊体です。
大きさも等身大でしょうか。
人の背丈ほどある御尊体で、堂宇の中に合祀されるものとしては大きな方だと思います。
守り本尊札所御本尊・大悲閣の千手観音は前4本後ろ36本の40本の手との事で、通常の千手観音より2本少ないようです。
寺伝では鎌倉期のものと伝わっています。
もとは近くの観音堂にあったものが、関東大震災の後に伝福寺あずかりとなったようです。
縁日は18日で、これも通常千手観音は17日にしているところも多いので、観音堂時代の風習を受け継いでいるものと思われます。
写真ではわかりにくいですが、御厨子の前に御前立御本尊があります。
さらに内陣向かって左には薬師殿があります。
薬師三尊と十二神将が合祀されています。
薬師如来の後ろに御厨子がありますので、写真の御尊像はお前立御本尊だと思います。
本堂外の境内には、地蔵堂もあります。こちらは三浦三十八地蔵尊霊場の第七番札所の本尊です。総高3m60㎝の半跏椅坐像です。
次回は未年・申年の守り本尊の札所、高野山真言宗の妙音寺をレポートします。妙音寺様も色々な札所を兼ねていました。現在巡拝中の七観音の札所でもありました。七観音に関しては、また別項でレポートしたいと思います。