都内各線お茶の水駅より、湯島聖堂裏手には、東京十社
の一つ神田明神
こと神田神社があります。
江戸総鎮守といわれます。
御祭神は一之宮大黒様、二之宮恵比寿様、三之宮平将門命となっています。
江戸城の裏鬼門にあたり、幕府から江戸庶民に至るまで、幅広い信仰をあつめたといわれ、江戸で最も歴史のある神社とされています。
境内には資料館もあり、神田祭や江戸東京文化を伝える貴重な展示が拝観できます。
御祭神の大黒様と恵比寿様は、神社仏閣問わず勧請・信仰される御尊体ですが、拝殿は柴又帝釈天にも似ており、権現造りといわれるものです。
高尾山の権現堂にも似ています。
俵に乗るのは江戸期より造像される大黒天を模したものという事ですが、半跏座坐像であることや、御尊顔がにわかに憤怒系なのは、さらに往古の大黒天を想定したつくりといえると思います。
大黒天は古ければ古いほど、現在みられる打出の小槌をもち、笑顔で俵に乗る、福神としての大黒様ではなく、破戒神としての憤怒像になるのです。
概ね江戸時代から福神としての大黒様へと代わっていたもようです。
寒い冬の間は暖かくして外で参拝者の心を和ませてくれます。
東京十社の十社絵馬は一番画像の隨神門から拝殿を観た風景が描かれていました。

