第八番札所の浄土宗清林寺です。
浄土真宗と違い、浄土宗は観音様の札所になっているところが多いです。
御本尊が阿弥陀三尊が多いからでしょう。
浄土真宗は阿弥陀一尊が多いのです。
また鎌倉新仏教は真言・天台から改宗した歴史を持つお寺も多く、その時代からの伝承と伝統で観音様を御安置している場合もあります。
清林寺は室町時代の創建ですので、前者の例によると考えられます。
なお阿弥陀三尊はサンスクリットのサダルマプンダリキャスタラン(法華経)の「十一の顔を持つ仏」(観世音菩薩普門品)に出てきます。
鳩摩羅什三蔵様は、なぜか阿弥陀三尊に関する部分を訳さなかったのです。
本堂は檀家寺のように締切状態ですが、納経所の近くに観音様がガラス越しに拝せるようになっています。
ご覧のように、小さくとも大変素晴らしい観音様です。
浄土宗のお寺様ですので、御真言とあわせてお念仏も称えました。
この観音様は十回称えれば往生がかなうと云われております。
浄土系では十念といって、読経の合間に念仏を十回称える所作があります。
これは浄土三部経の一つ無量寿経の影響と云われます。
さてあと二日間仕事を頑張ると三連休です。
寺社参拝に行けると良いですね。
