はじめまして、志導会のSと申します。
私は40歳で日本拳法を始め、現在44歳、今年念願の弐段を取得しました。これから、今までの4年間のことを思い出すままに書
いてゆきたいと思います。人生80年の時代、40歳はまだ人生の折り返し時点、まだまだ若い者には負けれない・・・そんな思いを
こめて・・・。
私には小学4年の息子がいます。そもそも彼に何か格闘技をさせようと思ったのが、日本拳法を始めるきっかけでした。
就学前の彼は、上がお姉ちゃんのせいか? どちらかと言えば、おとなしめな感じでした。私はことあるごとに、「お前、喧嘩とかし
てるの?」、「お前喧嘩強いの?」とか聞いていました(笑)。その都度答えをはぶらかす彼を見て、きっと喧嘩は弱いのだろう!?
そう思っていたのでした・・・。
そんなある日、一緒に入っていた湯船の中で、「パパ、喧嘩ってどうしたら強くなれるの?」っと彼が聞いてきました。私はあ
まり深く考えず、「空手かボクシングでもしたら!?」っと、その時は軽く受け答えしたのでした。
そんな受け答えをしたことも忘れていた数日後、また一緒に入っていた湯船の中で、彼が、「パパ僕空手やる!」と言ったのでし
た。
私はそれまで、格闘技をしたこともなく、又、今の自宅に引っ越してきて間がなかったこともあり、どこでどんな格闘技の道場が
あるのか全然わかりませんでした。しかし、自分で言った手前、翌日から自宅の近くで何か(格闘技)はやっていないかと探し始め
ました。