水原一平さん | 四柱推命を理解する

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ここ最近、ニュースは水原一平さんの件についてばかりですね。

 

 

水原一平さんの生年月日

 

 

普通は水原さんみたいな生年月日の場合 、”ギャンブル”、”借金”という事象は納得できますが、”詐欺”はちょっと意外ですよね。

 

私がもし事情を何も知らされずにこの生年月日だけを見た場合、詐欺師であるとか、人様の銀行口座から不正に送金するような人物だとは思えません。

 

確かにお金の管理はできない人だろうなとは思いますけど。

 

 

この人が詐欺に手を染める前提条件として、最初からギャンブル依存症で、すでに自分のお財布がすっからかんになっていて、さらに隣に資産管理に無頓着で野球にしか興味がない大金持ちのお人よしがいるという、かなり特殊な条件が揃っていない限り、こんな事件は発生しないと思いますねー。

 

 

普通だったら、水原さんの生年月日であれば、自分の資産を全て溶かすだけで済んだのではないかな、と思います。

 

ですから、どっかで、水原さんだけのせいじゃなくて、大谷選手の甘さというかおおらかさが招いた部分もあるんじゃないかなと。

 

 

まあ、結果的にはそこに付け入ろうとした水原さんが悪いことには変わりないんですが、なんというか、そもそも賭博を持ちかけられたこともそうですが、水原さんの弱点を刺激する要件が整いすぎていたように思います。


 運が良かったんだか、悪かったんだか…。



この人の目の前にガバガバなお金を見せてはいけないですね。

 

 

 

 

 

で、話は変わるんですが、常々言っていることなのですが、運勢が悪いから捕まるんですかね?

 

もし運勢が良かったら捕まらなかったのですかね?

 

 

 

それと、運勢が悪いからギャンブルで負けたんですかね?

 

もし運勢が良かったらギャンブルで勝てたんですかね?

 

 

 

 

 

もし水原さんが自身の運勢の盛衰に則ってギャンブルに賭けていたら今頃大金持ちになっていたのでしょうか?

 

もし水原さんの運勢が良かったら、大谷選手の口座から不正に送金しても捕まらなかったのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

どう思います?

 

 

 

 

ハッキリ言って、そんなわけないじゃんってのが私の考えです。

 

 

 

 

運勢っていうものが及ぶ範囲について、世の中には誤解が多いような気がします。

 

運勢によってギャンブルに勝てるんなら、今頃当たる占い師は人様の鑑定やめて賭け事で大金持ちになってますよ。

 

 

 

 

 

「水原さんは大谷選手の専属通訳になって一生分の運を使い果たしてるんだからギャンブルで勝てるわけない」

 

とか、

 

 

「人生はプラスとマイナスでチャラになる。あんなに高いお金で契約して、すてきな奥さんももらい、2つの幸せをつかむと、翔平君の体に具合の悪い部分が出てしまうかもしれない。だから野球には関係ないところで悪い部分が出てほしいと思っていたら、それが出てくれた」

 

とか。

 

 

 

 

 

 

どっちも芸能人が発言したことですけど、

 

こういうのも本当に意味がわからない。

 

 

気味が悪い。

 

”運”に対する捉え方が独特すぎる。

 

 

 

 

 

私は今回の水原さんの一件を受けて思い浮かぶ言葉があります。

 

「人間万事塞翁が馬」

 

 

中国古典、淮南子に掲載されている故事です。

 

要塞の近くに、本を見て末がわかるような智慧の深い老翁がいました。
あるとき、飼っていた馬が、中国北方の異民族の土地へ逃げてしまいました。
周囲の人たちは翁に同情しますが、
翁は「これは福になるかもしれない」と言って、悲しみませんでした。

何ヶ月か経つと、逃げ出した馬が、異民族の地にいた駿馬を連れて帰ってきました。
周囲の人たちがこのことを祝福していると、
翁は「これが禍になるかもしれない」と言って、喜びませんでした。

翁の家では、良い馬が多くなっていたので、翁の子が馬乗りに励むようになりましたが、
その子が馬から落ちて足を骨折してしまいました。
周囲の人々は翁に同情していると、
「これが福になるかもしれない」と言って悲しみませんでした。

一年経ったある日、異民族の大群が要塞へ攻めてきました。
要塞付近に住んでいた若者たちは、弓を引いて戦いましたが、
10人中9人が死んでしまうという悲惨な戦いでした。
一方、足を悪くした翁の子は、戦争に出ることなく、親子揃って無事でした。

そのために、福が禍になり、禍が福になる変化を見極めることはできず、
その変化の深さも測ることはできないのです。

  

 

 

 

せっかく大谷選手の専属通訳となって、高い収入を得て、有名人になって、学校の教科書にも採用されかけたけれども、だけどこの人の素質を温存したままそのポジションを得たがために人生に大きな禍を作ってしまった。

 

目先のことに一喜一憂していては、運勢に翻弄されるだけであって、自分で自分の人生を作ることすらできない。

 

 

水原さんはどうすれば良かったと思いますか?

 

 

もし気がつくならいつが良かったでしょうか?

 

水原さんが不正入金をしたのは運命だったのでしょうか?

 

 

 

 

占い師がもし水原さんの人生に介入できるとしたら、いつ、どの段階で開運指導できたでしょうか?

 

ギャンブルで勝ちのチームを占ってあげたら開運したと思いますか?

 

運気を見て不正入金の指示を出せば良かったですか?

 

 

 

どちらも絶対に不正解だと思いますが、だったら、大安吉日に宝くじを買うことを促すこの国の行く末は占うまでもないかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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