先日、四柱推命の命式作成サイトを制作されている方からご連絡がありまして。
制作中だったサイトがついに完成したとのことでご紹介いただきました。
『四柱推命NEXT』というウェブサイトです。
一般的な命式作成サイト同様、生年月日と出生時刻、出生地を入力して、性別を入力していくと命式と大運が出せるようになっています。
(もちろん生時不明も選べます)
面白いというか、ちょっと変わっている仕様になっています。
というのも、二十四節気の分割の仕方が選べるようになっています。
普通の万年暦は定気法に基づいて毎月の節入日が設定されていますが、こちらのサイトではその定気法のほかに平気法(恒気法)も選択可能。
通常、節入日の計算っていうのは、太陽の軌道である天球上の黄道を分割していって計算されます。
例えるならホールのケーキをカットするようなイメージで、夏至・冬至、春分・秋分、立春・立夏・立秋・立冬等を切り分けていって設定されるのですが、その切り分け方が2通りあって、定気法と恒気法という方法が存在あります。
そして、恒気法っていうのは昔まで使われていた暦法で、現在では使われることはほとんどありません。
ただし、一部の占術家のあいだでは、四柱推命が誕生した頃の暦は今とは違って恒気暦だったのだから、本来の四柱推命という占術は恒気法に基づいたもの、ということから今でもあえて恒気法の暦を使っている先生もいらっしゃいます。
そういった特殊な手法にも対応しているのが、こちらの『四柱推命NEXT』。
もうひとつ、このサイトで面白いのは夜子時問題にも対応しているところ。
四柱推命で占う場合、1日の切り替え時刻を23時とするか0時とするかっていうのは結構、占い師のあいだで問題になるようです。
おそらく四柱推命鑑定を行うほとんどの占い師さんは、23時から0時を夜子時、0時から翌1時までを正子時と定めて、この両者を区別していると思いますが、一部の占い師さん、例えば私が見聞きした分には台湾の老師に教わっているとおっしゃる占い師さんは、23時から翌1時までの2時間を一括して子時として、23時を1日の切り替え時刻としているそうです。
私なんかは、紫微斗数だったらわかるけど四柱推命は違うんじゃないのー?って思ってしまいますが、でも流派の違い(?)によってはそういう人もいらっしゃいますからね。そういう人にも四柱推命NEXTは対応していて、23時派か0時派か選択可能になっています。
そういったちょっとマイナーな手法にも対応していますが、通常は定気法、0時スタートの設定でいいと思います。
で、さっそく試しに自分の生年月日を入力してみました。
四柱八字と通変星、蔵干、十二運が表示されます。
チェックマークを外すと、八字以外の余計な表示を消すこともできます。
いい感じですね。
大運もずらりと。
見やすくて良いです。
ところで今年の6月に乙亥の大運に切り替わるみたいですね。
もともとの命式が辛日卯月生まれの多財の命式。
乙亥の大運で天干が乙偏財、地支の亥は水星ですけど命式に卯未があるので木局にも加担しますね。
多財がさらに多財に。やばいですね。
一応、他のサイトでも見てみます。
四柱推命精密版でも命式を出して比較してみます。
すると、大運の切り替わり時期が微妙に違います。
精密版では去年の9月にすでに大運が変わったことになっています。
あれ、違うじゃんと思って、四柱推命NEXTの中の人にご指摘。
すると逆に、「どの万年暦を参照にされていますか?」と。
その万年暦が、定気法か恒気法のどちらを使っているのか知りたいとのこと。
いやいや、恒気法の万年暦は使ってないよと思って、手元の万年暦で計算してみることに。
そうすると、9歳立運で四柱推命NEXTのほうがあっていました…。
当然あってると思っていた精密版のほうが間違い…。
全然精密じゃないじゃん。
もうこれからは万年暦か四柱推命NEXTで命式出すことにします!
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