NHKの朝の連続テレビ小説「ファイト」が26日、東京・渋谷区の同局でクランクアップした。ヒロインの優を演じた本仮屋ユイカ(17)は「みんなに泣け泣けと言われたけど、絶対負けたくないから笑顔で終わります…」とあいさつするうちに、やっぱり感極まって涙。「スタッフのみなさん、できない私をのびのびと甘やかしてくれてありがとうございました」と話した。母親役の酒井法子(34)は「頑張りやさんで、これからもっとたくさんの人に愛されて素晴らしい女優になるのは間違いない」と“娘”にエール。10月1日の放送が最終回。同3日から新作「風のハルカ」がスタートする。

10月17日スタートのフジテレビ系月9ドラマ「危険な美女(仮題)」と同11日の火9ドラマ「1リットルの涙」の概要説明会が東京・台場の同局で。「-美女」は伊東美咲が弟(森山未來)思いのキャバクラ嬢役に挑戦することで話題。この日新たに、森山が思いを寄せる女子大生役に榮倉奈々(17)を起用したことが発表された。榮倉は「セブンティーン」のモデルで、NHKドラマ「ジイジ~孫といた夏~」での好演が光る注目の新人。

フジテレビは26日、女優沢尻エリカ(19)主演のドラマ「1リットルの涙」(10月11日スタート、火曜午後9時)の中で、原作者、木藤亜也さんの自筆の日記を毎回公開すると発表した。15歳で難病になり、25歳で亡くなった木藤さんの日記をもとに、病魔と闘い、必死に生きる女性(沢尻)の姿を描く物語。母親を薬師丸ひろ子(41)恋人を錦戸亮(20)が演じる。
7月に追突事故で腰骨を負傷し、今月18日から仕事復帰したタレントのMEGUMI(23)が24日、大阪市内のNHK大阪放送局で次期朝ドラ「風のハルカ」のスタジオ収録に初参加。事故後初めて公の場で元気な姿を見せた。
2週間も入院していたMEGUMIは「ご心配をおかけしました。もう全然、大丈夫」とあいさつ。同ドラマでは7月17日の大阪ロケ以来の収録で、ヒロイン・ハルカの友達・亜矢を演じ「威勢のいい、いい意味で空気の読めないテンション高い役。『おもろいやんか、水野ハルカ』って決めせりふがあるんです。元気いっぱい演じたい」と笑顔をふりまいた。
沢尻エリカ(19)が連続ドラマで初主演する。10月11日から始まる「1リットルの涙」(フジテレビ)で原因不明の難病(脊髄小脳変性症)で亡くなった25歳の女性を演じる。

「原作は110万部突破のベストセラー。沢尻は15歳で発病し、徐々に体中の機能が失われていくヒロインを演じる。病に苦しみながら、周囲に対し決して明るさを忘れず前向きに生き抜く姿を描いています」(テレビ雑誌記者)

 今春の連ドラ「あいくるしい」(TBS)で手話を使う耳の聞こえない少女を熱演した。今年1月公開の初主演映画「パッチギ!では在日コリアンの女子高校生にも挑戦した。

「韓国語、関西弁、フルート演奏に初挑戦してすべてクリアしました。スパルタの井筒和幸監督も舌を巻くNGまるでなしのうまさ。絶賛されました」(映画記者)

 この後も出演作が目白押し。来月10日、終戦60年ドラマスペシャル「零のかなたへ~THE WINDS OF GOD~」(テレビ朝日)がオンエアされる。同17日から映画「忍 SHINOBI」も公開される。「車霊(仮題)」と「間宮兄弟」は来春以降の公開予定だ。

 86年、東京で日本人の父とフランス人の母の間に生まれた。兄とパピヨン犬のポチがいる。地中海料理のレストランを切り盛りする母は日本語ペラペラで考え方はフランス人そのもの。「自分のやりたいようにやりなさい」と教育された。

 小学生の頃から憧れたのは安室奈美恵。電撃結婚、出産など波瀾万丈の生き方がカッコよく映ったという。自宅の部屋の机の引き出しを安室コーナーにして切り抜きやグッズを集めた。

「芸能界に入ればアムロちゃんに会える」と思い立ち、雑誌に掲載されていたオーディションに応募。99年12月見事に合格して5年前から「nicola」など少女雑誌のモデルを始めた。翌年には「ヤングジャンプ制服コレクション2001」で準グランプリを獲得してグラビアを飾った。

 02年、都内の区立中学を卒業し、同年4月、制服の可愛さで選んだ高校に進学した。「フジテレビ ビジュアルクイーン オブ ザ イヤー’02」に選ばれ、B83・W58・H86の水着姿を披露した。

 テレビは最初は「THE 夜もヒッパレ」(日本テレビ)などバラエティーが中心だった。

 オフは家で映画観賞かゲームに興じる。外出した時は漫画喫茶かカラオケに直行する。漫画は8時間読みっぱなし、カラオケでは6時間歌いまくる。目下のお気に入りの街は新橋。好物のアンキモ、白子、レバ刺しをパクつくという。

「趣味は人間観察。好奇心旺盛で、撮影現場でも観察に余念がない。将来は映画を監督したいといっています」(芸能リポーター)

 お人形さんのようなハーフの夢は限りなく膨らんでいる。

7月にIT関連企業サイバーエージェントの藤田晋社長(32)と離婚した女優、奥菜恵(26)が10月20日スタートのTBS系ドラマ「今夜ひとりのベッドで」(木曜10・0)に出演することが22日、発表された。

奥菜の連ドラ出演は2年ぶりで離婚後初仕事。式場で結婚相手に逃げられた過去があり、主演の本木雅弘(39)扮するグラフィックデザイナーと不倫するガラス作家役。

同局の伊佐野英樹プロデューサー(42)によると、出演依頼は8月上旬。離婚理由に奥菜側の不倫説も流れただけにおっかなびっくりの交渉だったというが、意外にも「仕事とプライベートは別なので」と快諾。「いろいろお騒がせしてすみません」と頭を下げ、傷心ぶりは見せず、むしろ今後の女優業にかける決意を感じさせたという。

奥菜本人も「人の心に残るような作品や芝居ができるよう、これからは“女優”として生きます!」とコメントを寄せた。共演は本木の妻役に瀬戸朝香(28)、本木の異母弟で奥菜の元恋人を要潤(24)が演じる。

「電車男」「ドラゴン桜」「女王の教室」に次いでこのところ夏ドラマの4番手。放送するごとに視聴率を落とし、今や上位30位から消える日も近いとみられている。

スローダンス」(フジ、月曜9時)が放送される前、誰がこんな事態を予想しただろうか。深津絵里(32)と夫木聡(24)とのダブル主演。脇を支える広末涼子(25)は結婚・出産後の復帰第1作という話題を抱え、小林麻央蛯原友里など期待の若手もズラリと揃えた。「ヒット間違いなしの豪華メンバー」と書いたスポーツ紙もあったほどで、たしかに初回視聴率は、夏ドラマの中でトップの22.5%をマークした。それなのに、このテイタラクで、関係者からは「広末が悪い。深津が可哀想」「いやいや、結局は深津だって一人でメーンは張れなかっただけ」などの不協和音が飛び出している。不振の分析はもう少し様子見が必要だが、深津が“女優生命最大の危機”に立たされていることは事実だ。

 もっとも、深津本人はそんなことでヘコたれはしない。それだけの辛酸はナメている。デビュー(88年)直後には「水原里絵」「高原里絵」などと芸名を変えさせられ、一時は歌手デビューさせられたこともある。ようやく芽が出たのは、97年、演出家の野田秀樹の舞台「キル」に出演してからである。野田が「弱音を吐かない子だ」と感心している。


シンの強さは“男性遍歴”からも見て取れる。これまでミュージシャンの小沢健二、前出の野田秀樹、俳優・堤真一などとウワサになっている。堤との一件では、当時、堤の交際相手とみられていた鈴木京香との間で「壮絶バトルを演じた」などと書かれた。しかし、これらについて、深津自身が釈明や反論をしたことは一度もない。いつもマスコミに背を向け、役柄とは一味違った「耐える女」を通してきた。

 考えてみれば、ヒットした深津の話題のドラマはいつも、強力な相手役がいた。「踊る大捜査線」は織田裕二だし、「空から降る一億の星」はキムタク。これならヒロインは誰でもヒットはしただろう。デビューから10年間、下積みに耐えた深津なら、これぐらいの冷静な目は持っているはずだ。

「今回は相手役が悪かったかな~」――最大の危機も、当人はこんなふうに割り切って、案外ラクラクと乗り越えてしまうのではないか。

KinKi Kids堂本剛(26)が、星空のファンタジーを届ける。フジテレビは22日、スペシャルドラマ「星に願いを-七畳間で生まれた410万の星-」(26日午後9時放送)の制作発表を都内で行った。理系少年が410万個の星を映し出すプラネタリウムを作り出すの過程を描いた感動作で、堂本は原作「プラネタリウムを作りました。7畳間で生まれた410万の星」の著者大平貴之氏を演じた。「夢は信じ続ければかなうというピュアな気持ちを伝えたい」。共演は優香(25)藤木直人(33)ら。

TOKIO山口達也(33)主演で21日に放送されたテレビ東京のスペシャルドラマ「上を向いて歩こう 坂本九物語」が、同局の単発ドラマとして歴代3位となる16・9%(関東地区)の高視聴率を記録したことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。日航機墜落事故から20年の節目に、坂本九さんの43年間の生涯を初めてドラマ化した。山口は「偉大な坂本九さんを演じることにプレッシャーを感じましたが、自分なりの九さんを演じさせていただけたと思います」と語っている。


http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/f-et-tp0-050822-0016.html

シンガー・ソングライターの久保田利伸(43)が21日、主題歌「Club Happiness」を歌うテレビ朝日系ドラマ「菊次郎とさき」(木曜・後9時)の収録スタジオを陣中見舞いした。同ドラマはビートたけし原作で、たけしの両親を描いた自伝的な作品。父・菊次郎役の陣内孝則、母・さき役の室井滋ら出演者に迎えられ、セット見学や記念撮影などをした。陣内から、ドラマでよくやるちゃぶ台のひっくり返し方のコツを聞いて挑戦するが「難しいです」とコメント。すっかり収録現場を満喫した様子だった。