問題は子連れかどうかじゃない | しちみちゃんブログ

しちみちゃんブログ

辛かったり 甘かったり 苦かったり

 

 

 

 

 

最近よく聞く

日本は子連れに優しくない

という問題。

 

なんかよく目にする

双子ベビーカーの話とか

そういう問題の是非は

今回は置いておいて…

 

 

わたしが思うに

 

好きなアーティストのライブの座席で

隣がおデブさんだったとき

 

 

新幹線の座席で

隣がよく泣く赤ちゃん連れだったとき

 

って、

似てるんじゃないかと思うんですよねェ。

 

・限られた時間だけど快適度は下がる

 

・対象者は悪気はないし、悪くない

(同じ目的で同じ代金を払ってるんだから

正当な権利を行使しているに過ぎない)

 

大抵の人は

自分の不運を内心嘆きながらも

 

その状況で最大限楽しめるよう

自身が工夫するなり

心持ちを変えるなりすると思うんだけど

 

(だって、しょうがないもんね。)

 

その状況で舌打ちしたり

声に出して文句を言う奴は

 

ただの哀れな

モラルの欠けたコミュ障だと思うんです。

 

典型的な

自分を変えずに相手を変えようとする

対人関係に難ありの頑なな人、ね。

 

心で思っても

相手には言わないでしよ、普通。

 

 

 

 

 

 

でもでも、

不運だと思ってしまうのは

正直しょうがないと思うんだよね。

 

誰だって

ライブの座席のスペースは広々と使いたいし

新幹線は静かな環境で穏やかに過ごしたい。

 

赤ちゃんの泣き声を聞いて

喜ぶ人だっているかもしれないけど

 

うるさいと感じてしまうのも

当たり前の感情でしょう。

 

だから、わたしが言いたいのは

いちいち騒ぐな、ということ。

 

レベルの低い記事を書くライターや

SNSの正義マンが

騒いで煽るから

面倒な話になる。

 

 

 

 

普通じゃない人の行動が

過度に強調されているせいで

 

世の中が冷たい、終わってる

というのが風潮だと

勘違いする人が増えてしまう。

 

なんでみんな

自分の目で見る世界より

一部の煽りを信じて

必死になっちゃうんだろう。

 

実際にその目で

赤ちゃん連れた人が文句言われるのを

見たことある?

 

ライブで隣の席の人から

デブは来るなと言われたことある?

 

 

その行動が正しくないと感じるなら

 

そんな場面に出くわしたとき

自分が率先して助けてあげればいい。

 

相手を打ち負かす必要はない。

 

味方になってあげればいいだけ。

 

余談だけど…

 

スカッとする話が流行ってるけど

あれも、流行りに合わせた創作だから。

 

スカッとしたいがために成敗するのは

それも自己満の正義マンだから。

 

 

全然面白くない語りになっちゃうけど

 

理不尽なことは

日常生活の中で

数えきれないほど存在しているし

 

ほとんどの人は

それをうまくやり過ごしながら

折り合いをつけながら生活してる。

 

そんな世の中だけど

 

理不尽な目に遭っている人がいたとき

 

自分の内にある優しさを

行動で表せるかどうか

 

それが

 

一期一会の他人を含め

周りの人を

ちょっと温かな気持ちにできるかどうか

 

自分がそっち側の人間になれるかどうかを

分けることになると思うんです。

 

 

 

 

優しい気持ちを持った人はたくさんいる。

 

でも、行動できなきゃ

傍から見た姿は

悪人と変わらない。

 

正義を為したいなら

 

SNSでの批判じゃなくて

自分が人を笑顔にしたエピソードでも

書いておけ。

 

と、

ネットで善悪を語る論争を見るにつけ

どっちもどっちだと

イラついてしまうわたしも

 

まんまと踊らされてるひとりですね。

 

 

バスで苦労するベビーカーの人がいたら

わたしは

手を貸してあげられる側の人でありたい。

 

不妊様にはなっても

人間としての自尊心だけは

譲りたくないからね。

 

バス、めったに乗らないけど。