今日は【海の日】。
あれは、何年前の話しになるだろうか…
今でも目を閉じれば想い出す。
あの忌まわしき過去の惨劇の事件を…。
男女グループで楽しむ海辺でのBBQ
二台の焼き台があった。
それを速やかに、酔い感じに火を熾すというのがこの
海辺の戦場で求められる【男の仕事】であるということは
皆様も御存知だろう。
神話から受け継がれてきたこの【暗黙のルール】は
次世代にも受け継がれ…
現代では【海辺】の【男のステータス】の一つにまで変貌を
遂げた儀式に成長している。
一つの焼き台は私が担当した。
今ではもっぱら【インドア派】の印象を持たれている私だが、
実は【焚き付け】一個でいい感じに炭を熾せる特技を持っていた。
これぞ、今思えば私にとって最も美味しい【ギャップ】であったに
違いない。
【インドア派】っぽい→ 焚き付け一個でいい感じに炭を熾せる=誠実。
という方程式が成り立つのが解るだろうか
そう。完璧なシナリオのはずだった。
しかし、この目論見はたった一人の【戦闘民族(イケイケ男子)】の手に
よって海の藻屑と消えたのである。
もう一つの焼き台を担当していた彼は、何個も焚き付けを駆使しても
上手に炭を熾せなかったが、スベろうが何しようが【強引なトーク力】で
その場を盛り上げていたのである。
「君の心にも火を灯しちゃうぞ」的なのも含む。
私の焼き台には、速やかに肉を食べたい男共が取り囲み…
貴重な好印象を与える【ファーストアタック】を男子の肉の壁に遮られた
私に、その後を挽回する機会は与えられなかったのである。
私の中で、【海辺での神話】が崩壊した瞬間…。
この一連の事件を私は、【焚き付け一つでは、君の心に
火は灯らない事件】と
呼んでいる
はい。今日のお酒m(_ _ )m
【海の日】までご案内を残しておきました
このお酒でしか、あの想い出に打ち勝つことは出来ないですから
【悦凱陣ブルー】。
悦凱陣 純米吟醸 ブルーボトル 27BY
■米:山田錦
■酒度:+10
■酸度:1.8
■精米歩合:60%
■アルコール度数:15~16%
1800ml \3420
※税別価格
夏だけに【ブルーボトル】なのかな…
凱陣としては、低アルの飲みやすいタイプです
とは言っても【らしい】旨みやコクは健在。
キレキレなシャープさを備えた凱陣の中ではスッキリな無濾過生。
大変人気のお酒ですよ
生でも燗対応可能な凱陣さんですが、こちらのお酒は冷がおススメです
いよいよ、札幌の夏も本番に差し掛かって来たこのタイミングで…
満を持して登場です
アハハ…
「なんでミムッチこのお酒早く紹介しないの」…
と、軽くキレられるお酒ですね…
私にも、タイミングというものがあるんです
このお酒の紹介は、週始め+海の日にと決めておりまして
一升瓶限定です
ではでは
今宵も良り酔い一献を…
ありがとうございますm(_ _ )m