ある方のブログに書かれていた本当のお話です。
ずいぶん前のお話です。
ある児童養護施設に預けられていた男の子。
彼は親から虐待を受けていました。
昔は今ほどテレビやネットで虐待の話は取り上げられていなかったのだと思います。
この子が四歳になったとき弟が生まれ、母親の世話がいっきにその子にいってしまい、この子は母親の気をひこうと、赤ちゃんを引っ掻いたそうです。
それが引き金になり、母親はこの子に辛くあたるようになりました。
この男の子は、悔しくて、おかあさんがいないときに赤ちゃんをつねったりたたいたりするようになり、おかあさんはますます厳しくなりました。
生まれたばかりの赤ちゃんと比較すれば4歳の子供はとても大きくみえて、ひとりでなんでもできる、くらいにおかあさんは思ったそうです。
そんな大きなお兄ちゃんが、生まれたばかりの赤ちゃんに危害を加える。おかあさんは次第に4歳のお兄ちゃんを憎むようになりました。
近所の民生委員の方が毎日泣き叫ぶいっちゃんの声をみかねて、おかあさんに話をきいたりするのですがおかあさんは、大丈夫ですから! と取り合いませんでした。
ある日、救急車がこの親子の家の前に止まり、この男の子が病院に運びこまれました。
赤ちゃんに噛み付いたこの子をおかあさんが突き飛ばしたのです。
そのはずみにこの子は頭を強く打って意識を失いました。
この子にお父さんはいませんでした。
その後の詳しいことは、私は聞かされていませんが、そんなことがあってから、この子はこの施設に引き取られてきたそうです。
この子が叱られても叱られても、赤ちゃんに危害を加える姿を想像してみてください。
この4歳の子が。赤ちゃんを可愛いがれさえすれば、自分もおかあさんから受け入れてもらえるのに・・・
怒られても殴られても、それでもおかあさんに自分に関心を持って欲しかったったんじゃないのでしょうか。
おかあさんの大事なもの、すなわち赤ちゃんを傷つけることで、僕も辛いんだよって訴えたかったのかもしれません。
おかあさん、僕はここにいるよって、いいたかったのかもしれません。
おかあさんも、この子を憎いわけではなかったのではなかったのではないでしょうか。
赤ちゃんが生まれて心身ともにしんどくて、
ヘトヘトになって子供を産んだら、すぐさま昼も夜もない授乳。
上の子の面倒をみたり、上の子が風邪ひいたり、幼稚園でのトラブルがあったり、
これを誰の手も借りず母親ひとりで、またはシングルマザーひとりでやらなければならないのです。
お母さんは本当は優しくしたかったのでしょう。
できない自分に腹が立ったことでしょう。
お母さんって大変なんです。
虐待されたこの子は本当に本当にかわいそうですが、
このお母さんも同じようにかわいそうなんです。
私たちの教室が、世間のお母さんたちにとって、ホッとする場所、すべてが赦される場所でありますように・・・
と、やはり、いつも思います。
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