「食」という字は「人を良くする」と書きます。食事を通して、本当に良い食べ物を選ぶ知恵や味覚を育てることはとても大切です。「食育」は「教育」同様、一生の財産です
旬のものを食べる
食材は旬の時期に、一番栄養価が高まります。
他にも、夏が旬のきゅうりは、夏に食べると、水分の補給をし、体の熱を取ってくれますが、冬に食べると体を冷やします。
春には、フキノトウやウドなど、苦みのあるものが、たくさん出回りますが、この苦味には、冬の間に溜まった毒素を、解毒する働きがあるのです。
農薬は酵素を破壊する
農薬は、酵素を破壊し、体内の代謝を悪くします。また、農薬などの有害物質は、肝臓などの解毒器官に負担をかけ、さまざま悪影響を及ぼします。ちなみに、味噌やしょうゆは、代表的な発酵食品ですが、薬品などで発酵させた、即席の味噌やしょうゆは、発酵食品とは言えません。
危険な添加物を避ける
多くの加工食品やインスタント食品には、見栄えをよくするため、発色剤・着色料・保存料・調味料などが使われています。
すべての添加物に対して長年食べ続けた結果は、まだ調べられていません。
今まで実際に問題が起きて、使用禁止になった添加物がいくつもあります。
また、海外では禁止されている危険な食品添加物が日本では使われているケースもあります。
おやつは「第4の食事」
子どもにとっておやつは、「第4の食事」です。脂質や当分が多い、あるいは、添加物が多く含まれたおやつはやめましょう。
おにぎりやふかし芋は立派なおやつになります。
健康によさそうなスポーツドリンクも砂糖がたくさん入っています。
小さいころから、自然食品や旬なものに触れてきた子どもは、加工食品やインスタントを食べたときの
「薬品」の味がわかるようになり、それを不味いと感じることができます。
昭和30年代を境に、アレルギー、自閉症、家庭内暴力、すぐ骨折する子供が増えています。
これは、食品添加物と深い関係があります
明日は、七田式「まごわやさしい」の食材を紹介していきます