今日はお子様の能力を育てるために大切な耳への刺激法をお話しいたします。
吸収力が良い幼少期の時期に耳の力を活用することで、
お子様の能力はグングンと伸びていきます。
「氏より育ち」という言葉があるように、お子様の能力は
周りの環境次第で大きく伸ばすことができます。
英会話の音声をかけ流しながら生活をすることで、
英語が流暢に話せるようになるという話を耳にしたことが
皆様もあるかと思いますがそれは事実です。
小学生になってから英語のかけ流しをしても遅くはありませんが、
幼少期と比べてしまうと困難になるのは事実です。
幼少期の時期にかけ流すことは、聞いている子どもたちは
英語だということも知らずにただ「何かが流れているな」
と脳が素直に受け止めています。
しかし、小学生になると日本語が定着しているので、
英語を聴いたとき「理解できない言葉」と勝手に脳が認識し
拒絶反応を起こしてしまうのです。
「日本語は聞き入れるが、英語は聞き入れない」という壁を
勝手に脳が作ってしまうのです。
何よりお子様の大切な時期は幼少期です。
この耳力が優れている幼少期に知的な刺激を与える方法は様々ですが、
七田式ではCDをお勧めしています。
移動中に車で聴かせたり、家事をしながらかけ流すこともできます。
子どもは耳から情報を吸収する力が優れています。
語彙も保護者様が話す日常会話や絵本の読み聞かせなどから獲得しています。
また、歌で多くのことが覚えられます。
お父様やお母様の幼少期のことを思い出してください。
歌は記憶に残りやすくまた、思い出したいときに、容易に思い出すことができます。
しかし、いくらCDがいいといっても、「程度」があります。
効果があるからといって、延々と流し放しにすることは良くありません。
幼少期ほど、機械音の聞かせすぎは良くありません。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。
CDをかけ流した後は、おうちの方が十分に声をかけたり、
内容についての会話をしましょう。
「どんな内容だった」「何がおもしろかった」などと話すことで、
お子様との会話のきっかけがつかみにくいという保護者様も、
そこから会話が広がります。
また、「覚えようとして覚える」より、「楽しんでいる間に自然と覚えてしまった」方が、
頭に残ります。
無理なく取り組める学習を日常生活に取り入れていただけたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。