2024年7月、パリオリンピックが開幕いたします。
近年の日本人選手の活躍、今回もたくさんの感動があるのでは
ないでしょうか。
とても楽しみですね。
参加する選手はそれぞれの国の代表として、
技術やタイムを競うわけですが、
当然、世界中から多くの選手がやってきますので、
様々な国旗を見かける機会があると思います。
レッスン内で、国旗のフラッシュカードを見せることもあり、
子どもたちには、とても良い機会でもあるでしょう。
「〇〇〇〇(国名)だ!」
「これ見た」
「これ知っている!」
と言ったように、子どもたちから実際に
たくさんの声があがります。
さて、その国の国旗ですが、それぞれ様々な色、柄があり、
見ていても楽しいですが、
それぞれの印、色には意味があるのです。
アメリカやオーストラリアなどは、
☆の数が州の数を表していることは有名ですよね。
日本の国旗は、白地に赤丸というシンプルなものです。
赤丸は太陽を表しています。
実は、平安時代末期に、源氏がこの旗を掲げて、
平家との争いに勝利し、
そのまま日本の国旗として認められていった
という説が有力視されています。
日本の国旗に似ている国旗もありますよね。
緑地に赤丸は、バングラデシュ人民共和国の国旗です。
日本と同じように、赤丸は昇る太陽を表しているとともに、
独立戦争で流された民衆の血潮を表しているそうです。
また、日本の国旗に影響を受けたという説もあるそうです。
カナダの国旗は、「メープルリーフ旗」とも呼ばれています。
真ん中の葉は、サトウカエデの葉のシルエットとなっています。
左右の赤い部分は、それぞれ太平洋と大西洋を表しているそうです。
フランス国旗も有名ですね。「トリコロール旗」とも呼ばれています。
青が自由、白が平等、赤が博愛を意味しているそうです。
中華人民共和国の国旗は、「五紅星旗」と呼ばれています。
この国旗は1949年にデザインされたもので、
赤は共産党の革命成就と中国古来の伝統色を表現したもので、
星の黄色は光明を表しているそうです。
ブラジル連邦共和国の国旗も特徴的ですよね。
中央の青い円は、共和制が樹立された日の空の色を
表しているそうです。
書かれているポルトガル語は、「Ordem e Progresso」
秩序と進歩という言葉です。
星は26の州と1連邦直轄区を表しているそうです。
少し変わった形の国旗もあります。
ネパールの国旗は世界で唯一四角形でない国旗です。
2つの三角形は、ヒマラヤの山並みを意味した形状だそうです。
赤は、国民の勇敢さ、縁取りの青は平和を表しています。
中に描かれているのは、月と太陽だそうです。
また、スイスとバチカン市国の国旗は正方形です。
もうまもなく始まるおりんピンク、
世界の国々に興味を持たせるチャンスです。
国旗も一緒に覚えたり、使われている色や模様について学んでみたり、
あるいは、その国を調べてみたりしてみましょう。
子どもの好奇心を刺激できるチャンスです。
ぜひ、ご家庭で世界の国々に興味をもってみましょう!
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