日本語には『左右』『白黒』など、
お互いに正反対の意味を持つ2つの文字を組み合わせた
言葉があります。
それらの言葉の文字順を入れ替えると、
意味は伝わるかもしれませんが、
単語として正しくない、聞いてもしっくり来ません。
決して『右左(ゆうさ)』『黒白(くろしろ)』
とは、言いませんね。
これらの語順は、日本語を母国語とする私たちには
一つ一つ改めて考えなくても、音の響きや感覚でわかっています。
では、英語の場合はどうでしょうか。
『左右』は”right and left”
『白黒』は”black and white”
これが正しい表現です。
これらの場合は、日本語並びが逆になります。
右脳期の子どもは『左右』は『左右』
“right and left”は”right and left”
これらを理屈抜きに受けいれ、繰り返し耳にしているうちに
何がしっくりくるのか感覚的に身につけています。
では、ここで音の響きで感覚的にどちらか正しいと思うか、
体感していただきましょう。
①上下
up and down
down and up
②男女
men and women
women and men
③大小
large and small
small and large
④飲食
drink and eat
eat and drink
⑤新旧
new and old
old and new
答えは、以下のようになります。
➀up and down
②men and women
③large and small
④drink and eat
⑤old and new
意味は知っていても音として組み合わせると、
普段聴き慣れている音とそうでないものが実感できますね。
意味を知ることはもちろんですが、
それよりも繰り返し耳にすることが右脳期の子ども達には大切なのです。
ぜひ、たくさんの英語に触れる音の環境を作っていきましょう!
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