今日はお子様の才能を伸ばすためには、ご家庭で何をすることが大切かをお話します。

世界には多くの活躍する人たちがいます。

その人達には才能があるのはもちろんですが、才能だけでなく、成果の陰には、

ご家庭での保護者様の環境作りが大きな役割を果たしていたと言われています。

皆様の大切なお子様の才能を開花させるために、保護者様にできることは何かを考えていきましょう。

皆様もご存知の「孟母三遷」という故事成語ですが、孟子の母は、賢母として大変有名ですが、

その代表的なエピソードが「孟母三遷」です。

孟子が幼少期のころ、墓地の近くに住んでいた時のことです。

孟子は葬式をまねて遊んだため、孟子の母はすぐに引っ越しをしました。

ところが、次の引っ越し先が市場の近くだったため、商売の真似をして遊ぶようになりました。

そこで、学校の近くに引っ越しを決意しました。

すると、礼儀作法の真似をするようになり、安心して暮らしたという故事から来ています。

つまり、孟子の母が、教育に適した環境を選び、居所を移したように、

まず、お子さまの教育には保護者様が適した環境を選んだり、作ったりする必要があります。

お子様の才能を伸ばす環境を作るためには、

保護者様がお子様の好きなことを知る必要があります。

お子様が、どのような遊びをしているのか、どんな本を読んでいるのかを観察することから始めましょう。

そこに、才能のキーワードが隠れています。

また、お子様には多くの経験を与え新たな可能性を広げていきましょう。

お子様は好きなことに対しては、目の色が変わります。

お子様の好きなことがわかったら、それを様々な方面から伸ばしましょう。

その分野に関する絵本を与えたり、積極的に体験させたりなど、

孟子の母のように環境を整えてあげましょう。

好きなことを伸ばすといいのは、人は、好きな事には前向きに取り組み、

「させられる」のではなく、「やってみたい」という気持ちが育つからです。

一人ひとりに個性があるように、その才能も十人十色です。

しかし、才能が花開くまでに必要な事には、共通点が3つあります。

「自ら学ぶ力」「プラス思考」「努力」です。

まず、「自ら学ぶ」力を育てるにはお子様を読書好きに育てましょう。

本の中には、筆者が何年もかけて経験した多くの情報が詰まっています。

読書は多くの学びの最たるものです。

「プラス思考」これは成功するための必要条件です。

エジソンが電球を発明するまでに失敗した数は数千回とも言われています。

しかしエジソンは「上手くいかない方法が分かったから、成功へ一歩近づいた」

と言ったといわれています。

保護者様はお子様の良い面を見つけほめることで、自己肯定感を高めていきましょう。

自分を信じる力はプラス思考へと、そして大きな志を持つことへつながります。

そして「努力」です。

努力家にするには、ほめ方にポイントがあります。

身に付いている能力をほめるのではなく、努力したことをほめることが大切です。

人間は「能力」をほめられて育つと、能力外のことをしようとしなくなり、チャレンジ精神が育ちません。

しかし、「努力」をほめられると、積極的にチャンレンジするようになります。

ほめるツボを間違えないよう、上手にほめて才能を伸ばしていきましょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。