今日は私たちの身近な存在でもある「数」と仲良くなるための秘訣をお話します。

日常生活の中で数は私たちの生活と切り離せないものです。

数は生涯永遠に使用するものです。

大人も子どもも皆で数と仲良くなるためにまずは、計算力を養っていきましょう。

ではどのようにすることで、計算力を養えるのでしょうか。

それはかけ算九九を覚えることです。

日本では、かけ算九九を語呂合わせで覚えますが、同様にたし算九九を覚えることも大切かと思います。

「シチハ・ゴジュウロク」といえるのに、7+8は指折り数えるというのは、おかしいと思いませんか?

ただし、「シチハ・ジュウゴ」では混乱してしまうので、「ナナトハチ・ジュウゴ」などと

覚えるとよいかと思います。

また、2乗の答えを11×11から19×19まで覚えておくと、計算がとても楽になります。

正方形の面積はもちろんのこと、円の面積の計算にも役立ちます。

「半径14cmの円の面積は?」という問題なら、14×14と聞いただけで196とわかるのは大きいです。

その段階で、時間が短縮できますし、何よりも計算のミスの心配がありません。

残りの196×3.14の計算を丁寧にやっていけばいいのです。

誕生日、電話番号、時計、暗証番号など、数は私たちの周りに溢れています。

お子様にも数に親しませることが大切です。

数と仲良くなっておくと、計算の授業が始まっても、すんなりとスタートを切ることができます。

まずは、おうちの方が、数を意識した声かけをしてみましょう。

例えば、階段の数やみかんの数を数えたり、お風呂で数唱をしたりすることから始めて、

少し大きくなったら、お金にも親しませてください。

五百円や千円で何が買えるかがわかることで、金銭感覚を養うことができます。

様々な工夫ができると思うので、ぜひ取り組んでいただけたらと思います。

また、数に対する興味を深めるために、数の不思議について書かれて本を用意するのもよいでしょう。

数に親しみを持つほどではなくても、数の不思議な話は好きということはあります。

幼少期から、このような本を読んでいると、次第に数に興味を持ち、算数が好きになっていきます。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。