本日は、幼児期の教育の大切さについてです。

 

人生のスタート、幼児期は大変重要なことが分かっています。

ユニセフの文言こんなものがあります。

 

ユニセフ

胎内にいるときから2歳の誕生日までの「人生最初の1000日」に適切な栄養をとり、

ケアを受けられれば、子どもが病気にかかりにくくなり、

命や成長を守レスこともあきらかになりました。

 

栄養が大切というのはお分かりになると思います。

ではケアとはなんでしょう?

動物の親は赤ちゃんを舐めます。

舐められると赤ちゃんはお母さんの愛情を受け取り、

健やかに育つことができるのです。

 

ルーマニアのチャウシェスク政権では、

孤児院施設でミルクとおむつのお世話以外はしなかったことで、

施設にいる赤ちゃんは発達が遅く病弱で長く生きられなかったそうです。

親の愛情が子どもの成長にはいかに大切なのが分かります。

 

また、内閣府がネットに掲載している幼稚園の事例をご紹介します。

 

内閣官房HPより

ペリー就学前計画は、1960年代のアメリカ・ミシガン州において、

「質の高い幼児教育プログラムに参加した グループ」と

「参加しなかったグループ」を対象に、

その後長期にわたり追跡調査を実施しているもの

 

○ 質の高い幼児教育プログラムへの参加は、

その後の「学校のよい成績」「より高い収入」などにつながっているとの結果が出ている。

○ OECDでも、こうした研究成果を背景に、

幼児教育の重要性に関する提言がなされている。

 

このように、生まれた人生の初めのころが重要であるということが分かっています。

しかし、情報がいきわたっているのかどうか?

子どもに関心が高い人はアンテナを高くたてていますが、そうでない人もいます。

 

ひと昔前の日本は地域で子育てをしていました。

しかし、核家族化が進み、現代ではお母さんが子育てを

一人でしていることが多くなってきました。

今のお母さんは大変です。仕事、育児、家事、すべてをこなさなくてはいけません。

子どもを育てる環境が整い、情報がいきわたることが大事です。

 

フランスの幼児教育の状況をみてみましょう。

2019年に義務教育の開始年齢を6歳から3歳に引き下げました。

地域格差や移民問題があり、幼児期に義務教育をすることで

学習の基礎を養うものでした。

これまで幼稚園に行かなかった子どもたちが学習面で、

他の子ども達と同じスタートラインに立つことがでるのです。

 

日本でもいま、小学校へ入学する時点での環境はかなりちがいます。

個人差がありますので、就学時前の勉強がいらない子もいるでしょう。

しかしながら、それは、一握りの子どもです。

ほとんどのこどもが、就学時前に少なからずとも、ひらがなや、簡単な数の概念など、

就学時前の学習が必要です。

それが、その後の学習、ひいては夢を実現する能力へとつながるからです。

 

ところで、皆さんは「認知能力」「非認知能力」というものをご存じでしょうか?

学力などの数値で表されるものを認知能力と言い、たとえばIQなど。

目には見えないけれど、社会的に望ましい能力、継続する力、

コミュニケーション能力などのことを非認知能力と言い、EQと言います。

ペリー就業前計画では、IQはある年齢になると差異はなくなってくることが分かっていますが、

小さい頃に身に付いた非認知能力、EQは差が出てくる、つまり一生の宝物になるのです。

 

非認知能力と認知能力は全く別物ではなく、

認知能力を育てながら、非認知能力も育てることができるそうです。

 

小さい頃の親の愛情、教育がいかに大切だということです。

社会環境も変わり、子育ては毎日大変なこともあるかもしれません。

ですが、最愛の我が子のかけがえのない時期に、

たくさんの愛情をそそいで、楽しく過ごしていきましょう!

 

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