”人間は一生罰を避け、褒美を求めて生き続ける”
といわれるそうです。
ほめ言葉こそ、人間が求めるものであり、
年齢の小さい子どもなら、より重要なものになります。
子どもですから、間違いをすることもあれば、
人を傷つけてしまうこと、ウソをついてしまうこと、
いけない行為をしてしまうこともあります。
その際、きちんと叱ることはとても必要なこと。
でも、叱ることは、人格を否定してはいけません。
そして、子どものマイナス面(例えば、着替えが遅い、好き嫌いする、すねるなど)
は、叱ったりしても直ることはありません。
マイナス面に捉われるのではなく、プラスに捉え直して、
ほめる言葉がけを、たくさんたくさん実践してみましょう!
まずは、1週間徹底的にほめてみましょう。
親がいつも明るく、そして優しく子どもに声をかけ続けること。
「いつも親は自分の味方だ」と思わせることができれば成功です。
見方を変えると子どものすること全てがほめる種になるのです。
大切なことは、同じことでも見方が変わると、かける言葉が変わること。
「幼稚園の準備に時間がかかる…、のんびり屋…」
「慌てず慎重に行動できる」と捉えたり、
反対に
「すぐに走っていってしまって危ない…」
ではなく、「それだけ意欲があってやる気に満ちている」
と捉えるか。
行動は同じでも、かけるべき言葉が変わっていきます。
ポジティブの見方を捉えましょう!
そして、ほめることの大切な1つに、
朝元気に目を覚ましたことがあります。
「〇〇ちゃん、おはよう。元気に目を覚ましたのね。
〇〇ちゃんが元気に起きてきて、ママうれしいわ。」
このようにしていくと、1日50以上のほめ言葉が出てきます。
ほめ言葉を子どもにたくさん浴びせて欲しいのです。
親の子どもに対する態度が変わると、子どもが変わっていきます。
親の態度を変えるコツは、子どもの“今のままで認めよ”ということです。
欠点は欠点としてそのまま受け入れて、欠点は一切つつかない。
そしていい点だけをほめるようにしましょう。
欠点と長所はシーソーのようなもので、欠点をつつかずに、
いいところだけ見つめてほめるようにしていくと、
いつの間にか長所が重くなり、欠点が軽くなって、
次第になくなっていきます。
ぜひ今日から子どもをたくさんほめてあげましょう。
今まで気づかなかった子どもの良いところが
たくさん発見できるかもしれません。
さらに、子どもはほめられたことによって、
良い方向に変わっていき、親子関係もより良くなります。
もう小言を言ったり、イライラすることも、
ひょっとするとなくなるかもしれません。
ほめる、ほめられるは、
両者にとってメリットばかりなのです。
子育ては「認めて・ほめて・愛して・育てる」が基本です。
まずは親から変わりましょう!
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