本日は読解力の大切さについてです。
読解力は、学習の基礎でもあり、
コミュニケーション力とも関りが深いものです。
文字通り、「読」んで理「解」する力が読解力です。
読解力は国語の学習だけに必要な力ではありません。
テストのとき多くの教科にも問題文がつきものです。
この問題文を正確に読み理解しないと、
正確な解答を導き出すことはできません。
大切なことは、低学年の頃から読解力のチェックをすることです。
読解力チェック👇
①計算問題や漢字の問題は得意だが、文章題や読解問題は苦手。
➁問題文をよく読まず、理解したつもりで、すぐに問題にとりかかる。
③何度も問題文を読み返している。
④考える時間が長く、なかなか答えられない。
⑤日頃、本をあまり読まない。
5つのチェックの中で、一つでも当てはまる項目があるようなら、
問題文を正確に理解できていない可能性があります。
読解力は全ての教科の学習の基礎となっていきます。
中学生以降においては、ますますその力が問われます。
また、共感する、伝達するというような、
コミュニケーション能力とも関りを持っています。
まずは、読解力の向上に挑戦してみましょう。
読解力を高める取組み👇
トライ①「読書を活用」
苦手意識を持たせないよう、低学年のうちは簡単な内容のものにし、
その子の力に応じ、内容を充実させていきましょう。
また、興味のあるジャンルの本もよいのですが、
内容が偏ってしまうと、一定のジャンルの文章しか
読めなくなることもあります。
幅広い分野からまんべんなく、保護者様が読んでほしい本も
取り入れながら与えていきましょう。
トライ➁「イメージの使用」
文章を読むときは、イメージをすると、
より具体的にとらえることができます。
たとえば、算数の文章問題が出たら、
その場面を、目を閉じイメージさせたり、
自由帳に絵や図で描かせたりしてみましょう。
このように、イメージしてから答えを考えると、
よりスムーズに問題を解くことができます。
読書やイメージを使用した取り組みは、
繰り返し行い読解力アップにつなげて行きましょう。
読解力をアップさせるステップをお伝えします。
step1[読み聞かせ]
本に親しみ、内容を「理解する」力を育てる。
自分で読むことが苦手なお子様の最初のステップです。
step2[音読]
文章を声に出して読むことで脳が活性化し、
理解力などもアップします。
保護者様と交互に読むことをお勧めします。
読み終えたら、「どんなお話だった?」
とストーリーをまとめさせます。
また、「どう感じた?」などと質問をし、
考えや感想を整理させ、読み解いたことを述べさせる
ということが重要です。
読解力はこれからの学習や、子どもが社会に出てからも
必要であり、必須能力です。
本を利用したり、イメージを利用したりして、
じょうずに伸ばしていきましょう!
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