1月も中ほど、少しずつお正月休みから日常に戻ってきているころと思います。

近年は、様々なものの移り変わりのスピードが昔に比べて早くなってきてもいます。

子どもの成長をみていても、

「あれ、いつの間にできるようになったの?」

と、その成長を驚き、喜びを感じることもありますよね。

日々の成長を楽しみつつ、子育てをしていきましょう。

 

今回は、子育てでおさえておいていただきたい、

「三種の神器」というものがあります。

子育ての『三種の神器』とは、

《愛》・《厳しさ》・《信頼》です。

この3つは、子ども達が将来、社会に出て人間関係を築く土台となる、

とても大事なことです。

 

 

《愛》
愛がなくて、厳しさだけを追究すると、

信頼関係は生まれません。

愛があって、はじめて厳しいことを言ったとしても、

信頼関係の中でつながることができるのです。

 

まずは、無条件の愛を伝えていきましょう。

だんだん子どもが成長すると、

褒める言葉、喜ぶ言葉が、

「~ができて、えらいね。」

というように、何かの要因があった時にだけ、

言葉をかけるようになりがちです。

 

でも、それでは自己の存在感を確立できません。

大切なのは、存在そのものに対する愛を伝えることです。

親の元に生まれてくれたことへの愛、

今ともに生きていることへの愛、

生きられることへの喜びを、

たとえ社会人になっても伝え続けることです

何歳になっても無条件の愛、命への愛を伝えましょう。

 

 

2つ目は《厳しさ》

いけないことはいけないと、きちんとしつけることが大切です。

そして大事なことは、家庭でルールを作ることです。

何がいけなくて、何を守ったらいいのかを、

子どもが目で見て、耳で聞いてわかるようにくり返し伝えましょう。


たとえば、命を大切にしない行為や、

人の迷惑になる行為など、

ご家庭の価値観に合わせて決めましょう。

 

なにより大切なことは、ルールを守らなかったときは、

厳しく叱ることです。

叱ることは、子どもの自己肯定感を失わせることになるから、

一切叱らずに育てる、という方もいますが、

間違ったことをしたときは、叱ることがとても大切です。

ただ、叱る時、感情的に怒るとはまったく違います。

怒るのではなく、叱る、理をもって、説くことです。

 

そして叱ったり、叱らなかったりではなく、

一貫性を持って、叱りましょう。

昨日は同じことをしても叱られなかったのに、

今日は親の機嫌が悪いために叱られてしまった、

と言うようなことがあってはいけません。


また、叱り方にもポイントがあります。

それは行為を叱って、人格を傷つけないということです。

叱る時間は1分間、長くても1分です。

ダラダラと叱ると、子どもは反省する気持ちが薄れ、

結果、何も感じることなく、また同じことを繰返したりするのです。

 

 

3つ目は《信頼》

子どもが社会に出て行っても、

親は永遠に親であり、子どもはいつまでも子どもで

あり続けるのです。


子どもを《信頼》し、常にどんな時でも、

子どもの味方でなくてはなりません。

子どもを信じぬくことがとても大切です。

我が子の未来を信じるのは、お父様、お母様です。

 

この信頼をつくっていくうえで、ぜひ実践していただきたいのが、

「子どもの見方6つのポイント」です。

これについては、次回お伝えさせていただきます。

 

《愛》・《厳しさ》・《信頼》をもって、

楽しく子育てをしていきましょう!

 

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