今日は整理整頓の大切さについてお話します。

日頃から身の回りの整理整頓をしたり、物事に対する準備がしっかりできると、

快適に、余裕を持って過ごすことができます。

ですが、それだけではありません。

自己管理能力や思考力、創意工夫する力が育ち、学習の効率や集中力も育まれます。

そしてその力は、将来社会に出て働くときも、とても役立ちます。

年が明け、新学期を迎える節目に、お子様がきちんと整理整頓、

準備ができているかを改めて確認してみましょう。

 

①     勉強机が散らかっている 

②     引き出しの中の物がごちゃごちゃと混ざっている 

③     脱いだ服はそのまま 

④     忘れ物が多い 

⑤     よく物を探している 

⑥     学校の準備を当日の朝する 

⑦     学校からのお便りを出すのが遅い 

 

いかがでしょうか?

1つでも当てはまる項目があればきちんとできるよう、働きかけてあげましょう。

では整理整頓や準備のコツをお伝えします。

お子様に、やみくもに「片付けなさい」「早く準備しなさい」

と言って聞かせるだけでは、あまり効果はありません。

準備や整理整頓ができるようになるには、コツがあります。

 

①     決まった場所に置く 

文房具はこの箱の中、教科書は右の棚など、所定の位置を決め、

使い終えたら必ず元の場所に戻すことを習慣にしていきましょう。

 

②     使用頻度ごとにわける 

同じ場所にしまうものは、使用頻度によって分けましょう。

よく使用するものは手前に置いておくとスムーズに取り出すことができます。

ほとんど使わないものに関しては、処分することも大切です。

 

③     準備は前日にする 

持っていく教科書や道具などは前日に用意しておきましょう。

学校で使用するもの一式を同じ場所に置いておくようにすると、

忘れ物をすることがなくなります。

 

④     親へのお便りはすぐに出す 

学校から親へのお便りには、大事なお知らせが書いてあります。

急ぎの要件がある場合もあります。

保護者様がその場にいなくとも、専用のカゴやファイルを用意し、

学校から帰宅したらすぐにそこに入れるように習慣づけておきましょう。

 

なによりお子様自身が自分でできるようにしていきましょう。

学校の準備や片付けを保護者様がしてしまうと、お子様は自分で考える必要がないので、

できるようにはなりません。

保護者様は初めにルールを決めたり、アドバイスをしてあげたりする程度で、

基本的にはお子様自身にさせて見守り、できたらきちんとほめてあげましょう。

繰り返すうちに習慣化しできるようになっていきます。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。