今日はフラッシュカードの大切さについてお話致します。
まずフラッシュカードとはどのようなものかご存知でしょうか?
フラッシュカードとはカードに描かれている絵を見せ、
絵の名前を読みながら1枚1秒以内でカメラのフラッシュのように、
パッパッと高速でカードをめくって見せていく方法です。
高速でフラッシュカードを見る事により左脳で処理できなくなり、
右脳へとバトンタッチされ、右脳が優位に働きだします。
大切なのは、高速でフラッシュすることと、多くの枚数をめくることです。
七田式では、1回の取り組みで、300枚のカードをフラッシュしています。
カードをフラッシュすることで、得られる目的は次の4つです。
①右脳を活性化する。
右脳は超高速で働いている脳であり、高速で、情報、刺激を与えることでそれに同調し、
低速で働く左脳が休み始め、右脳が優位な状態になっていきます。
フラッシュカードを見れば見るほど右脳が活性化していきます。
また、高速で展開することで情報を大量に与えることもできます。
右脳には「質量変換の法則」が働いています。
大量の情報、刺激を受けるとそれに対して重要性を高め、
質として定着させる力があります。
②瞬間記憶を育てる。
フラッシュカードを見る状態は「カメラで写真を撮る」と考えると
理解しやすいと思います。
写真を撮るときは被写体にカメラを向けてシャッターを瞬間的に切り、
データー化したりプリントして、パソコンやアルバムに保存します。
見たいときに撮ったままを見ることができます。
この一連の流れこそが瞬間記憶の能力であり、直感像の能力にあたります。
フラッシュカードを高速で大量に見る事で瞬間記憶が育ちます。
③右脳と左脳をつなぐ。
大量に入力された情報や言葉を時期に応じて繰り返し言わせたり、
サイマル方式と呼ばれる同時音声で言うことで右脳で得た情報を瞬時に左脳に移行し、
表現できる回路を作ります。
右脳、左脳をつなぐ回路が太ければ太いほど、右脳の能力が発揮できます。
また、カードの表には絵、裏には言葉などをかくことにより、絵と言葉を与えることで、
右脳と左脳をきちんとつなぎます。
幼少期から大量に高速のフラッシュカードのシャワーを浴びていると、
右脳のスイッチが入り、脳の質、使い方自体が変化していき、
速読、速聴などの高速除法処理能力の基盤にもなっていきます。
④言葉を育てる。
語彙数だけでなく、潜在的な言葉も含む語彙数を増やしていきましょう。
では、年齢別の語彙数を紹介します。
2歳で250語、3歳で900語、4歳で1500語、5歳で3000語、
6歳では4500~5000語と言われています。
七田式ではこれらの4倍を目指しています。
語彙数の多さは想像力、感性、知的レベルを高くするために
欠かすことの出来ない要素です。
是非多くのカードを見せ続けて頂けたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。