子どもが健やかに育つために大切なことはなんでしょう? 

 

それはとてもシンプルで簡単なこと。

抱きしめてあげること。

つまり「皮膚刺激」です。

 

「皮膚は愛情の座」という言葉があります。 

皮膚から受ける刺激が、愛情を感じさせ、

子どもに親から大切にしてもらっているという、

自己の存在を認めてもらっているという安心感を生むのです。

 

動物で考えてみましょう。 

動物の出産シーンをテレビなどで見る際、

生後間もない赤ちゃんを母親がぺろぺろと舐めている場面が

あったりします。 

この行動には2つの理由があるそうです。

1つ目は、身体の回りに残っている羊水を、

呼吸や体温調節のためにふき取っている。

 

2つ目は親子の絆を確認する作業である、

ともいわれています。

 

私たち人間も同じです。

動物のように舐めることはなくとも、生まれた赤ちゃんに優しく接し、

触れ、抱きしめることで、親子の絆を深めていくのです。

特に大切な時期は、生後1年間です。

その中でも特に生後3か月間の期間がとても重要です。

 

その期間にしっかりと抱き、愛情を伝えて絆を育てなくてはいけないのです。

抱き癖がついてしまうからと、子どもが泣いているときに

放置しないように気をつけましょう。

放っておくと、しばらくの間泣き続け、次第に声も小さくなっていくものですが、

それは聞き分けが良いということではないのです。

親の愛情を諦めてしまった、ということなのです。

 

大切な時期にしっかりと抱きしめられて育つと、

成長するにつれ、情緒が安定し、社会性も育ちます。

自分の想いを親が受け止めてくれていることが分かるので、

気持ちが安定し、親への大きな信頼を寄せるようになるのです。

 

このように幼少期の抱きしめが何よりも大切であり、

親子の信頼関係のスタートでもあるということなのです。

 

赤ちゃんであるならば「ベビーマッサージ」を取り入れてみましょう。

脳や内臓の発達を促すと共に、肌と肌の触れ合いによって、愛情が伝わります。

香りのよいベビーマッサージオイルなどを使うと、嗅覚からもリラックスが促進され、

ゆったりとした気持ちで親子のひと時を過ごすことができます。

 

子どもが大きく成長したならば、折に触れ、「ギュッ」と抱きしめてあげましょう。

「大好き」「よく頑張ったね」などと、褒めてあげたり認めてあげながら、

愛していることを伝える言葉を耳元でささやいてあげながら、

強くギュッと抱きしめてあげるとよいのです。

 

子どもにとってとてもうれしい時間となりますが、

何より親にとってもかけがえのないご褒美の時間となります。

 

 

子どもは心の中ではいくつになっても、親からの抱きしめは嬉しいものです。

抱きしめることで子どもが健やかになるとても簡単な方法です。

ぜひ毎日たくさん抱きしめてあげましょう!

 

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