ヘリコプターペアレントという言葉をご存知ですか。

1990年代にアメリカで生まれた言葉です。

ヘリコプターが空中で静止飛行することをホバリングといいます。

上空から子どもの周りを旋回して、常に子どもの様子に目を光らせ、

何か起きるたびにすぐに飛んでくる保護者のことを意味します。

 

子どもに対して必要以上の監視や管理を行ってしまうという特徴があり、

すぐに口や手を出して助けてしまう、子どもを信じて見守ることが出来ない、

そんな親の状態を表しています。

 

子育ては、大人と子どもは「大人が上、子どもが下」という上下関係や、

「大人が育ててあげている」という支配関係であってはならないのです。

子どもも人格を持ったひとりの人間、かけがえのない存在として認め、

「敬の心」を持って愛情を注いで行きましょう。

 

子ども達は日々、全力で自分自身を成長させています。

この世に生を受けてから日々「自分」を創っているのです。

子どもが誕生したあの喜びを今一度、思い出しましょう。

「生まれてきてくれてありがとう。」

感謝の心でいっぱいになったあの日の喜びを…。

 

親から尊重され、愛されて育った経験は子どもの自己肯定感を高めながら、

他者への「敬の心」も自然と育んで行きます。

さらに「敬の心」はお互いの信頼関係を築いていく土台となります。

自尊感情と自己肯定感が「私は親に愛されている」という

心の栄養となって子どもの心身の発達を大きく後押ししていくことでしょう。

 

「今の姿を出来上がった姿と見ない過程とみること」

日々成長している子どもの良いところを認めて、褒めて、

成長を喜べる親でありたいものです。

 

また、子どもがどんな状況におかれても自分の生きる道を自分自身で選択し、

切り拓いていける「生きる力」を育てることこそが親の大切な役目だと再認識しましょう。

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子どもへの「敬の心」を大切に。

そしてお父様お母様ご自身の心身の健康も大切に。

深まりゆく秋、親子で時にはゆったりとした時間をお過ごしください。

 

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