子育てをしていて、親御さんが誰しもが通る苦労…
子どものしつけ。
今回は、そのなかでも“がまん”についてのお話しです。
1歳半ごろより子どもは「自立」に向けて、少しずつ自我が芽生え始めます。
好き嫌いや、したいしたくないで、言うことを聞いてくれなかったり、
時には自分でもどうしたいのか分からない、けれども大泣きする、
といったことがあります。
子どもは親の言うようにはなりません。
そして、幼児期は言葉で、理屈で理解していくことはありません。
ですから、繰り返し繰り返し、言葉とともに行動で示していくことが
大切になっていきます。
その際、一貫性をもって対応していくことが重要になります。
お父さんは言わないけど、お母さんはダメよと言うではなく、
ご家庭でのルールを決めて、子どものしつけに関して
一貫した態度で接するようにしましょう。
ただ、みんながみんな同じようにダメよと言うだけでは、
子どもは誰にも受け入れてもらえないと感じてしまいます。
話しを聞いてあげる人、きちんと諭す人、というように役割分担して、
子どもと上手に接していきましょう。
イヤイヤ期は、どの子も通る道。
子どもなりの気持ちがあるので、まずはそれをしっかりと汲み取り、
共感、同調してあげましょう。
そして、少しでも落ち着いたら
「がまんできて、えらいね」と抱きしめて、ほめてあげましょう。
日頃から、何か子どもがして欲しいとねだってきたときは、
ほんの数秒でも、短い時間を待たせるなどして、
それから絵本を読んであげる、抱っこしてあげる、というように、
接していきましょう。
小さながまんを積み重ねていくことで、
自分の感情とどう折り合いをつけるか、
少しずつ学んでいきます。
最終的な「自立」に向けて、
“がまん”のできる子どもにしていきましょう。
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