お子さんが2歳を過ぎる頃になると、行動や感情にパターンがみえてきます。

「性格」みたいなものですね。

「性格」は、生まれつきな部分とその後の環境によって作られる部分も

あると言われています。

お子さんは、一人一人違った「性格」を持っていますので、

大人の価値観を押し付けることなく、その子自身を認めてあげることが大事です。

ですが、そうはいっても保護者の方々にとっては、

お子さんの感情の起伏や行動に

「なぜ?」

「どうしたらいいのだろう?」

とお困りになることも多いでしょう。

そこで、今回から4回に渡って、お子さんのタイプ別のアドバイスをお伝えしていきます。

 

  • 依頼心の強い子
周りの大人がお子さんの行動に口を出しすぎていませんか?

日頃から子どもに考えさせて、答えを出させるような会話を心掛けてみましょう。

 

  • 自分で考えようとしない子
日常的に、「~しなさい」と声かけしていませんか?

常に、大人の指示に従わせるような声掛けが多いと、

自分で考えようとしなくなります。

自分で考えながらできる取り組みや、夢中になることをさせてみましょう。

テレビや動画の視聴などは、一方的な刺激なので長時間見せることは控えましょう。

 

  • 負けん気の強い子
負けず嫌いなのは、それをバネにして伸びることができます。

しかし、すべて一番というのは無理ですので、

これだけは負けないというものを一つ作るよう心掛けさせて、

自信のよりどころにしましょう。

百人一首などを覚えたりすると、集中力がつくばかりでなく、

やる気や学習力も伸ばせます。

たとえ競技で負けて悔しい思いをしても、次に向けて頑張る子に育ちます。

もし、負けて泣いてしまった場合、親がまず同じ気持ちになってあげてください。

「負けて悔しかったね。わかるよ。」

と言って、

「練習して取り返そうね。」

と方向性を示してあげれば、大きく伸びる支えとなります。

 

  • すねることが多い子
親御さんに「まだ、こんなことができない」という思いがあると、

それがお子さんに伝わって、すねる原因になります。

まわりの大人が変わると、お子さんも安心して穏やかで素直に変わっていきます。

 

  • 泣き虫な子
大人に叱られてばかりいるお子さんが、なりやすい傾向にあります。

お子さんにお手伝いを頼んで、それが出来たら感謝の言葉を伝え

ほめて育てるとお子さんは親に頼られていると思い、

自信を持つようになり、少しのことで泣かないようになります。

 

 

いかがでしたでしょうか。

もし、ご自身のお子さんに当てはまるようでしたら、早速実践してみてください。

次回もお楽しみに!

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引用元:子どもの性格別アドバイス【第1回】