右も左もわからない… | 鹿吉の徒然なるままに by Shicayoshi Cake Lab.

鹿吉の徒然なるままに by Shicayoshi Cake Lab.

ひとつひとつを丁寧に、食べてくださる方を想って焼き上げる、を信念に掲げた焼き菓子屋の徒然なる日々を綴っております。

圧倒的なネタ不足に喘ぐ鹿吉です。

こんばんは!

 

創作だったらいくらでも出てくる(妄想族なので)ですが、ここには多少脚色はあったにせよ、リアルな話を書くことをモットーにしておりますので、なかなかネタに困ります(笑)

 

面白いことは多々あれど、ネタにしてもいいのか、という話でございまして、メモメモ案件だけどブログにはできない…!という小ネタに溢れた日常から拾い集めては書いております。

 

ということで本日は血の繋がりを見たな、と思った話をひとつ。

 

私は右も左もわからない人間にございます。

右がどちらか、考えないと咄嗟に判断できないのでございます。母からは「お箸を持つ方」と小学生に言い聞かせるように言われるのですが、食事は確かに右を使いますが、普段左も右も同じように使うので利き手がどっち?という話になると右も左もわからなくなってしまうのでございます。

 

先日も珍しい瓶のお水がございまして、その蓋を開けるのに四苦八苦している母がおりました。

それもそのはず、その蓋は瓶ビールなどに使われる栓抜きがないと開けられないタイプでございました。しかもその栓抜きがなかなか複雑怪奇な構造をしておりまして、蓋を引っ掛ける場所がないのでございます。

 

母と一緒に悪戦苦闘しながら、何気に左手で持ちましたらいい塩梅に蓋が引っ掛かりましたので、ひょいと左手で開けました。母は非常に驚いておりましたが、私は左をよく使うのでございます。お茶を注ぐときも左でございます。キーボードを押す範囲も左の方が広いくらいでございますし、車のナビの操作も左でいたします。字を書くときと食事のときくらいしか必ず右手を使うときはないくらいには左の使用頻度が高い気がいたします。

 

だから右も左も瞬時には判別できないのではないかと勝手に自己分析しております。

 

そんな私が父をナビゲーター代わりに乗せて車の運転をしていたときにございます。

父のナビは意外と優秀でございまして、なかなか有用なのでございます。ちなみに母をナビゲーターにしたときは通り過ぎた道を「あぁ、曲がるの、ここだったわ~」と必ず一度は言われます(笑)

 

父が数十メーター先の道を指して「そこを右折ね」と指示してきます。

それだけの距離があれば右左折どちらであろうとも対応可能でございますので、私は優雅に曲がります。

 

ええ、曲がりますのよ。

左に……ッ!!!!!

 

そして父に言われるのでございます。

 

「おまえの右はそっちか」

 

と……

 

私に道を指示する際は「あっち」「こっち」としっかりと手で示していただきたい!

 

と強く主張しておりますが、まぁ普通は右左ですよね~

 

こんな私。

父も母も特別右左の判別に時間がかかっている様子もございませんし、いったいこれはどこから受け継いでしまったDNAなのか、とずっと疑問に思っておりました。右と左がわからない人っていなくはないですけど、マイノリティでございます。

 

父からも母からもなぜにわからないのか、と毎度首を傾げられます。

 

その疑問に答えが出た瞬間に先日、立ち会うことが出来ました。

 

母がなにかをするときは時計回りではなく反時計回りでするようにするといい、という話をどこぞで聞き込んできたようで、その話を聞いてからは必ず反時計回りでしているんだ、ということを私にジェスチャー込みで話をしてくれました。

 

「それでね、それからはこう、反時計回りにね!」

 

そう母が言いながら、手を右回りにくるくると動かしました。

 

うん、それ、めちゃくちゃ時計回りだね!!!!!!

 

右回り、左回り、時計回り、反時計回りがわからなかったらしい母。

理解はしているけれども咄嗟に回るのは右回り、という感じでございましょうか。

 

その気持ち、痛いほどわかります!!!!!

 

なるほど、私の右左判別不能DNAは母からか、と納得した私は今日も元気に焼いております。

香川県の和三盆職人さん手搾りの和三盆を100%使用したブールドネージュにクランベリーフレーバーを新たに加えました!

 

ほんのり酸味があり、ふんわりとピンクの、とても可愛らしいものになっております。

和三盆の味わいはそのままにクランベリーの甘酸っぱさが良いアクセントになった焼菓子でございます。

是非一度ご賞味くださいませ~

 

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ちなみに小学校の頃「回れ、右」でひとりだけ反対回りをして隣の人とぶつかったりする、迷惑な子、いませんでしたか?

 

それ、私にございます(笑)

 

よく舌打ちされたりしましたけど、本人はそれが右回りだと思って回っておりますので、毎回「回れ、右」のときは真剣にどちらの足を下げれば右回りになるのかを考えてから動くので、隊列を乱しておりました。

 

その話を何気に母にしたとき、

 

「簡単じゃない!」

 

と見本を見せてくれたことがございます。

小学生のときでございました。

 

母は意気揚々と華麗にくるりと回って見せてくれましたが、

 

明らかに左足を下げた左回りでございました。

 

あのときに気付けばよかったのですが、当時の私はそれが右回りなのか、左回りなのか、判別できずに「うちのお母さん、スゲー」と思っておりました(笑)

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

またいらしてください~♪

お待ちしております!!!