ナンパかよッ?! | 鹿吉の徒然なるままに by Shicayoshi Cake Lab.

鹿吉の徒然なるままに by Shicayoshi Cake Lab.

ひとつひとつを丁寧に、食べてくださる方を想って焼き上げる、を信念に掲げた焼き菓子屋の徒然なる日々を綴っております。

ググる派かヤフる派かと問われればヤフる派の鹿吉です。

こんばんは!

 

どちらで検索しても問題はないかと思うのですが、なぜか検索するときはYahooさんを選択してしまいます。検索結果に違いはあれど、欲しい情報は間違いなく手にできるのはGoogleさんもYahooさんも同じなのですが、僅かな違いに違和感があり、慣れたYahooさんをついつい使ってしまいます。

 

けれど最近はヤフったあとにググる技まで身に付けましたので、どちらの検索サイトに対してもハードユーザーでお世話になっております(笑)

 

以前はよくガイドブック片手に観光をしている外国人さんを散見しましたが、今はどの方もほぼほぼスマホひとつで観光を楽しんでおられます。しかも検索によって選ばれるらしいお店や観光地はかなりマニアックなものも多く、時折道を聞かれて

 

「そんなところに行ってなにするの???」

 

と表面上はにこやかながら、内心では驚きすぎて一瞬頭が真っ白になることもございます。

地理的な場所はわかれども「こんなことができるらしいけど、どう思う?」と追加情報を問われても「未経験すぎてわかりません、むしろそこでそれができることを今初めて知りました」という事象も起きております(笑)

 

彼らの入念な下調べに現地日本人として知識がなさ過ぎることを恥じるばかりにございます…

 

さて本日は笑い事ではないけれども妄想したら可笑しくて仕方なかった話をひとつ。

 

私は基本的には身体にメスを入れる行為を厭います。

これにはアレルギー体質であることも理由のひとつなのですが、祖母がそのほとんどの原因を担っております。祖母は手術の好きな人でした。

好きというと語弊があるかもしれませんが、何か不都合が生じるとすぐに手術に踏み切ってしまう人だったのでございます。

 

投薬で様子を見る、とかひとまず現状維持を努力する、とかそういった我慢を選ばずに手術によって元の状態以上になるのならすぐにでもしてくれ、という認識の人だったのでございます。

 

どうしても致し方なしにそれ以外の方法はあり得ない、という状況であれば、吝かではございません。なによりも大切なのは本人の生きていく人生でございます。

それがよりよい環境、そしてよりよい状態であることがなにより大事なことだと思っております。

 

けれども手術はしなくてもいい、もしかしたら術後のほうが結果的に良くない状況になるかもしれない、という術前説明を聞いておきながら成功率50%という言葉に乗って膝の不具合を訴えた祖母が手術に踏み切ったとき、せっかく手術をしたのだから膝の痛みが取れ、問題なく歩けて座り仕事が苦痛でなくなりますように、と祈ったにもかかわらず、数年後に

 

「あのとき手術、しなければよかった…」

 

と自分の膝を摩る祖母からこっそりと愚痴を零されたことはとても辛い記憶として残っております。

 

あくまでも祖母からの説明しか私は聞いておりませんので詳細は不明なのですが、この祖母のぽつりと零された一言が深く深く私の中に根付いておりまして、どうしても身体にメスを入れることに忌避感がございます。

 

そんな私の性格を知っている父が白内障の手術をしたいために「しなくてはならない理由」というものを説明してくれたときの話にございます。

 

白内障手術をするつもりだ、と言った父。

 

「というのもね…」

 

と言葉を続けました。

 

目が見えないわけでもない、特別視界が濁るわけでもないのに手術に踏み切らなければならないのか?と私が反対するかもしれない、と懸念したのでしょう。神妙な様子でその理由を語り出したのでございます。

 

「ちょっと視界がおかしいな、とは思ってたんだ。で、この間電車に乗って、向かい側に座っている女の子(たぶん若い女性)のパンツの色がね、あ、パンツって言っても下着じゃあないよ、ズボンのことね、ズボン!」

 

慌てて言い直さなくても、さすがにパンチラしたおパンツの話を平然と娘に話すほど父がエロに侵されているとは思っていませんよ?

 

「そのズボンの色がはじめは斑な黄色かと思ってたんだけど、なんかちょっと違う気がして、片方ずつの目で見てみたんだ」

 

つまりパチパチとウインクしてみせたと?

 

それって…

 

ナンパと勘違いされない??????

 

電車の中。

向かい側に座る、一見松平健さま似のイケオジ風のおっさん

(でも上下ガス爆発といびきが酷い)

まじまじと下半身を凝視したかと思いきや、突然飛ばされてくるぎこちないウインク。

 

変態じゃん????!!!!

 

鉄道警察隊出動案件じゃあないですか??????

 

危うく憧れの鉄道警察隊に御用になるところだったの???と無用な妄想に興奮してしまった私は今日も元気に焼いております。

美味しく美しく焼き上がりました、鹿吉のスイートポテトにございます!

 

先日、とても嬉しいお言葉をメールにていただきました。

あまりにも嬉しかったので、こちらでご紹介させてくださいませ~

 

知り合いの方に鹿吉のサブレをプレゼントしたそうにございまして、そのプレゼントされた方からの召し上がった感想を伝えてくださいました。

 

あれは凄いお菓子ね!皆んなの幸せを願う気持ちいっぱいね。ありがとういっぱい。

美味しかったし、嬉しかったよ!

悪いもの一つも入ってないの、すぐにわかったよ。

 

という本当に「わかってくれる人っているんだ~!これからも頑張れる!!!」と思うお言葉にございまして、思わず泣いちゃうかと思いました!

 

召し上がってくださる方の幸せを祈りながら、ひとつひとつ丁寧に焼き上げてきましたが、その気持ちがちゃんと焼菓子を通して伝わってくれたことに感謝しかありません。

 

皆様の口福の一助になりたい!と願う鹿吉の無添加焼菓子にご興味を持っていただけた方はどうぞこちらへポチっとな、宜しくお願いいたします~

 

ちなみにウインクしてみたら片方の目では女性のパンツは真っ白に、残りの方では斑な黄色に見えたそうにございます。これは自分の目の問題だ、と認識した父。

硬くなって手術がしにくくなる前になんとしても治してしまいたいと思ったようにございました。

 

そして当初の目的である「私になんとしても白内障手術の許可を…!」が話している途中でふたりとも

 

見知らぬ女性に意図せずウインクをしてしまった!

 

という事実を認識したことに気を取られ、無事に綺麗な視界を取り戻せるといいね、ということで話は終了してしまいました(笑)

 

もう妄想したら面白くて可笑しくて…ッ!!!

 

最近の白内障手術はとても技術が向上し、手軽な術式にもなっているとの噂でございますが、それでも行うとなれば身内としては決して笑い事では済まされない話なのです。

それはもちろん、私にも同様のことなのですが……

 

おっさんから突然ウインクを贈られた女性の気持ちになったら…

そしてその場面を妄想したら…

 

私だったら、きっとその場で笑い転げていたかと存じます。

 

願わくばその女性が父のウインクに気付いていませんように、そして仮に気付いていたとしても「目にゴミでも入ったのかな?」くらいの軽い気持ちでいてくれますようにと思っております。

 

怖い思いだけはしていませんよう、ただただ祈ります。

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

またいらしてください~♪

お待ちしております!!!