プロ意識があるからこその言葉に感動する鹿吉です。
こんばんは!
母は「関西ボーイ」が大好きらしいです。
けれども「関西ボーイ」というグループはおそらくこの世に存在しておりません。
母が大好きだという「関西ボーイ」は「なにわ男子」のことにございます。
ですから母がなにわ男子の話をしてくれるとき、必ず私の脳内で「関西ボーイ」を「なにわ男子」に置き換えて聞いております(笑)
本日はそんな会話から話をひとつ。
なにかの番組に出演した関西ボーイの方々がアイドルとしてのプロ意識が半端ないという話をしておりました。いつでもどこでもどんなときでもカメラとファンがあれば「アイドルスマイル」を華麗に披露できるそうで、それこそが「僕たちアイドルですから!」という矜持にもなっているようでございました。
これは本当に凄いことかと存じます。
アイドルである前に彼らだって人でしょう。
人であれば嬉しいことも喜ばしいことも幸せを感じることもある反面、辛いことも悔しいことも腹立つこともあるのは当然にございます。
それであってもいつでもどこでもどんなときでも「アイドルスマイル」を披露できるのは並大抵の精神力ではございません。
営業の方も、接客業の方も、その他のサービス関連のお仕事の方も、どんな相手に対しても笑顔で接しておられる姿を見て「プロだな」と感心することがございますが、まさにその気分でございました。
対応に困る相手でも、嫌な上司でも、自分勝手な部下でも、今現在自分の眼前にある「人」に対してあくまでも冷静に、そして笑顔を忘れずにいることは本当に難しいことかと存じます。
そのプロ意識、本当に見習うべきものですし、自分自身にも再度よく向き合って常に笑顔を心掛けていこうと思わせる話にございました。
けれどもここだけの話ですが、もしも私が関西ボーイの熱烈なファンのひとりだったら、正直なところ、ちょっぴり哀しくもなる話だな、とも感じました。
アイドルが仕事だということは重々承知していたとしてもやはりファン心理としてはアイドルという生身の存在を求めてしまいます。仕事としてプロ意識を持って笑顔を浮かべるのではなく、アイドルという存在の、心からの笑顔を求めてしまう気がいたします。
少なくともそう錯覚していたい、と思ってしまうのではないでしょうか。
プロ意識を持ってアイドルというお仕事をされるのは大変素晴らしいことかと存じますが、できればそれは秘密にしておいてほしい、と母から話を聞きながら思っておりました。
そう、例えば…
私のアイドルといえばシャーロック・ホームズにございます!
彼が顔に可愛らしく添えられたピースを披露しながらアイドルスマイルを振りまいていたとして、そして少し高い声で「僕、アイドルだから!」とアイドルであるプロ意識を露わにしてしまったら…
そこまで考えて私は固まりました。
ウケる~ッ!!!!!
それはもう大爆笑ものではないでしょうか?????
あの、シャーロック・ホームズが!
あの、皮肉屋で捻くれていて、それでいてユーモアある、あのシャーロック・ホームズが!!!
屈託のない笑顔を浮かべて、裏のなさそうな態度を見せていたら……ッ!!!!!
あり得なさ過ぎて笑うしかありません!!!!!!
もしも、なんて考えてもアイドルに傾倒したことのない私には無理な妄想だったのかもしれません(笑)そしてきっとファンの方々はプロ意識を持ってアイドルをしているアイドル様たちに心酔しているのかもしれない、と認識を新たにしようと思った私は今日も元気に焼いております。
昨日の「可愛いお芋さんたち」が焼き芋となり、その後丁寧に裏漉しされました。
これから練りながら炊き上げてまいります。実に理想的な状態にございまして、美味しいスイートポテトとフィナンシェ(ポテト)になってくれそうにございます!
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ちなみに「粉もん」を食べたり作ったりしているというワードはアイドルとしてはダメだよ、という話もあったそうなのですが、それって…
大阪をはじめとする関西に喧嘩売っていたりしませんか???
アイドルがたこ焼きを食べようが作ろうが、お好み焼きを好きだと宣言しようが、なんならイカ焼きほど好きなものはないから一日三食イカ焼きでもいいとイカ焼き愛を叫ぼうが、
ファンなら受け入れたうえで愛するのがファンの愛というものではないでしょうか?
少なくとも私はシャーロック・ホームズが事件の進みが遅すぎてイライラしていたり、ハドソン夫人に八つ当たりをしていたり、ワトソン博士に嫌味をぶつけて華麗にスルーされて拗ねていたりする姿を見た母が「性格が悪い人ね、本当に」と真実を口にしたりしても
それがシャーロック・ホームズ様!!!素敵!!!!
となっております(笑)
そのすべてが愛おしく可愛らしく感じてしまい、もうほぼほぼ末期だな、と自覚しております。
それでもシャーロックがアイドルスマイルを浮かべるのだけは我慢できないかもしれません。
それは間違いなく、彼が彼でなくなる所業でございますから(笑)
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
またいらしてください~♪
お待ちしております!!!