父は糖と脂で出来ている? | 鹿吉の徒然なるままに by Shicayoshi Cake Lab.

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ひとつひとつを丁寧に、食べてくださる方を想って焼き上げる、を信念に掲げた焼き菓子屋の徒然なる日々を綴っております。

UMA(未確認動物)を発見してしまった気分の鹿吉です(笑)

こんばんは!

 

子供の頃は首から上がない蛇が用水路を泳いでいる姿を目撃したり、海にいるはずの渡り蟹らしきものがやはり淡水の用水路を流されているのを発見したり、身体に見合わないものを丸飲みにして動けなくなったらしい蛇が道路中央にいたので、恐々と木の棒で端に寄せて助けてみたりしておりましたが、未だにUMAと遭遇したことはございません。

 

丸飲みがキツ過ぎて動けない蛇を見付けたときは「これが噂の…ツチノコでは?」とひとり興奮しておりましたけれども(笑)

 

お腹付近が見事に丸々と膨らんでおりまして、あれが薄っぺらだったら本気でツチノコだと騒いで、とんだ黒歴史になっていたかと存じます。

 

さて本日はそんなUMAに似てるな、と思ってしまった話をショートバージョンでひとつ。

 

我が家の父は昔は太っ腹な男性(物理的な意味)でございました。

(参照記事はこちら「父の腹=命の危険、主に私の…」)

 

体重はMax0.1トンに至るのをギリギリで回避したくらいにはお腹の大きな男性でした。

あることをきっかけに家族一丸で父のダイエットを応援し、「我が家の松平健さま」と言われるくらいにはシュッとした体形をゲットすることができました。

(参照記事はこちら「大きいだけで顎もオデコもでてないわよ?」)

 

一度痩せれば洋服を着ることすら楽しくなるらしく、体重計の数値とにらめっこしては食べ過ぎたから夜は食べない、など食事を調整するようになりました。

以前は食べたいだけ食べていた父なのに……

 

いつでもお皿の上にあるもののなかで一番大きいのを瞬時に察して自分の皿へと取り分けるような父なのに…(この癖は今でも健在ですけども)

 

ダイエット当初は私はリバウンドを恐れて父の行動に目を光らせておりましたが、あれから何年もキープしている姿を見ていれば、然程監視の必要性もないだろう、とあまり父の体型を気にしたりはしなくなりました。

 

何を食べたのか、どの程度の量を食べたのか、最低限のことには気を付けて見ておりますが、外食に行った先のメニューまでは口を出すようなことはしないようにしておりました。

 

先日、父が脱力半端ない状態で仰向けに寝ておりました。

 

私はヨガをしませんのでその凄さがよく理解できないのですが、完璧なヨギーナのようだ、と子猫ちゃんがへそ天で寝ている激カワ映像があります。ご存じですか?

参照画像

 

悶絶級の可愛さで、こんな生き物が家にいたら猫吸いしまくってしまってお出掛けできなくなること必須だ!と画像だけですでに呼吸困難を起こしつつ身悶えてしまいます。

 

まぁ、父がこのように全身脱力で寝ておりましても身悶えはしませんが…(笑)

 

身悶えることはありませんでしたが、よく寝てるな、と眺めてはしまいました。

すると気付いてしまったのでございます。

 

あ、我が家にツチノコ、いたじゃん…

 

と(笑)

 

弛緩した父の脇腹のお肉が見事に重力に負けて垂れ、横に大きく広がっておりまして、しかもそのほかの部分は痩せた身体をキープしているだけに、その姿がまさにツチノコなのでございます!

 

ツチノコを発見すると確か報奨金が出たよな…など不埒なこと(?)を考えてしまった私は本日は定休日にございます。

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お茶タイムのおともには欠かせないアイテムにございます。

是非一度ご賞味ください~

 

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ちなみに痩せても変わらなかった父の顔の大きさでございますが、以前から風土病だとあまり気にしていなかった様子の父に桜が綺麗で撮った父と母の写真を見せました。

 

母は小柄な体型に合わせたような小さな頭をしておりますから、余計に父の顔の大きさが目立つ写真となってはおりましたが、桜の美しさの前で、父も母もとてもいい笑顔で映っておりましたので、私個人としてはかなりいい写真だな、と思ったのでございます。

 

だからこそ父にも意気揚々と見せたのでございます。

 

なのに一瞥するなり、

 

「顔、デカッ!!!!」

 

と叫んでしまった父……

 

二度見するほど認めてしまいましたか…と気の毒になった私にございます(笑)

 

ちなみに寝ていた父の、重力に負けた腹の肉が気になってしまった私はぷにぷにと指で押し続けました。それはとても柔らかく、押し込んだ指がずぶずぶとどこまでも入っていってしまいそうな感覚にございました。

 

その刺激で起きた父がなんだ?とでも言うように眉を上げてみせましたので

 

「いや、ちょっと、これ、ヤバくない?」

 

と突く手を止めずに注意喚起をいたしました。

 

すると父は肉に埋もれていく私の指をちらりと確認してから、ものすごくいい笑顔で言い放ちました。


「いい筋肉は柔らかいんだ♪」

 

さようでございますか……

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

明日もまたいらしてください~♪

こころからお待ちしております!!!