気付けば寝落ちして、昨日ブログを更新できなかった鹿吉です。
こんばんは!
そして申し訳ありませんでした……
年齢的なものなのか、季節的なものなのか、ちょっとお疲れ気味でございます。
気合を入れ直して、また頑張りたいと思います!!!
応援、宜しくお願いいたします!!!!!
さて本日は私のことを少し。
私はほとんど執着心というものを持ち合わせておりません。
それを言うなら、おそらく嫉妬心というものも持ち合わせていないように感じます。
「あの人、いいな」とか「幸せな人もいるもんだな、いいな」など思うことはございます。
思うけれども、それだけなのでございます。
「いいな」という感情が「羨ましいな」にまで進化することはほぼありません。
どう頑張っても「その人」にはなれないのだから、自分の目指せる範囲で頑張ればいいじゃないか、と思うからかもしれません。
闘争心がないわけではないですし、むしろ負けず嫌いではあります。
けれども「羨しい」とは思わないのです。
思った時点で負けた気分になるのが嫌なだけなのかもしれません。
ところが私は一度執着を持つと、とことんまで執着するという面倒な気質もあるのでございます。
生まれたばかりのことなので記憶にはありませんが、世に言う「ライナスの毛布」的なものを赤ん坊の私は持っておりました。
それこそそれがないと落ち着かず、寝ることもできないような大切なタオルケットだったそうです。
旅行先にまで持っていき、あまりの年季の入った状態にゴミと間違えられて捨てられてしまい、ゴミを一斉捜索してもらうほどの執着だったそうです。
そのタオルケットは私が13歳になるまで現役で愛用しておりました。
その頃すでに色も元のカラーがわからなくなるほどに褪せて、あちこち穴が開いてボロボロの様相でございました。さすがの母も私を説得することにしました。
引退させてあげなさい、と言われ、私は泣く泣くタオルケットを手放しました。
代わりのタオルケットを母と二人でデパートに探しに行ったときは態度も悪く、随分と不貞腐れておりました。
それでも見つかったのです。
手触りも大きさも、雰囲気も何もかもがしっくりとくるタオルケットを。
新しいタオルケットに私は夢中になりました。
さすがに旅行先にまで持って行くようなことはしませんでしたが、それから20年以上もの間、手放すことはしませんでした。
一度執着すると、長いのです。
よくもまぁ、20年以上もの間、愛用し続けて原形をとどめていたと思わなくはないのですが、さすがに最終形態はボロボロでした。
長方形だったはずの形も端が丸くなり、ところどころに穴が空いておりました。
色も元の色が辛うじて判別できる程度で、洗いまくっていたので、白くなっておりました。
ちょうど引っ越しを控えていたときでした。
引っ越し準備を手伝いに来てくれた母がそれを目にして、やはり引退させてあげなさい、と進言してくれました。
この子はもう、充分に働いてくれたのだから、と。
かつてのように泣きじゃくるほどではないものの、私は悲しくて少しだけ落ち込みました。
代わりのものも見つからず、しょんぼり肩を落として引っ越し先で落ち着くことになりました。
新しい生活が落ち着きを見せ始めたとき、私は新たなライナスの毛布と出会いました。
それは実家にあったのです。
冬用の分厚い毛布で、手触りといい、身体を包み込んだ時の感覚といい、かつてないほどの最高のフィット感でございました。
私はそれを母に強請りました。
母は少し嫌そうに眉を顰めました。
高級毛布だったからではありません。
その毛布そのものにほのかな臭いがあったからでございます。
ひと冬、父が使用したという毛布はそこはかとなく「おっさん臭」を纏っておりました。
そしてそれは洗ってもクリーニングに出しても、干してもなにをしても薄れるだけでなくならない臭いだったのです。
そんな訳アリ品を娘に渡していいものか、と母はちょっと嫌だったのでしょう。
けれどその臭いこそ、私を妙に落ち着かせてくれるものでございました。
母を説得し、私は新しい「おっさん臭のするライナスの毛布」を手に入れました。
そしてそれは未だに年がら年中、私の癒しの毛布となっております。
ブログで父のことを散々に書いておりますが、実はかなりの「パパっ子」だと暴露しちゃった私は昨日は定休日でございました。
ナッツとレーズンたっぷりのシュトーレンでございます。
スパイスの香りとブランデーの芳醇さがいかにもクリスマスを連想させる焼菓子でございます。
毎日、ひと切れを楽しみにクリスマスまで食べるものいいですし、大勢で集まって一気に頂くのもまた楽しいものでございます。
是非一度、ご賞味くださいませ♪
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ありがとうございます!
ちなみに父の臭いが付いた毛布は実は2枚ございまして、そんなに欲しいならと母がどちらもくれました。おかげで私の部屋はちょっぴり「おっさん臭」が漂っております(笑)
以前、父が僅かな間だけ使っていた枕を貰ったことがあるのですが、それを使っていた間中、自分がおっさん臭を発している感じがして、使用を中止したことがございます。
年齢的にも女性ホルモンよりも男性ホルモンが強くなってくる時期でしたので、
「あぁ、とうとう、私もおっさん臭がするようになってしまったのか…」
とおよそひと夏落ち込みました。
原因が枕だとわかり、使用をやめた途端に私を纏う匂いが変わりましたので、
「まだ女性ホルモンが勝ってる!!!」
とひとり小躍りしておりました(笑)
まったく父の発するおっさん臭には癒されておりますが、やられてもおります…
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
またいらしてくださいませ~♪お待ち申し上げております!!!