「海中ぺろんこ事件」を公にされ、恥ずかし過ぎると訴える父に困惑気味の鹿吉です。
こんばんは!
内容的にも問題が多いかと思ったので、事前に掲載許可を願いました。
そして「いいよ~」ととても軽いお返事をいただきましたので、書きました。
内容も含め、説明したはずのブログを客観的に読んで今更羞恥心を覚えられても…
申し訳なかったです、としか言いようがないのですが……
あ~の~、一言タメ口、宜しいでしょうか…
じゃあ、なんで許可したん?
さて本日はそんな羞恥心にまみれちゃってる父の子供の頃の話をひとつ。
これはもう、本当に、虐待なんじゃないか、と密かに思ってはいるのですが、時代が時代だったということなのでしょうか?
父はお勉強をよくする、とても大人しい子供だったそうです。
祖母曰く。
本人の子供時代の話を聞いていると、とても大人しいタイプではないように思えますが、その頃の子供は随分と活発なタイプが多かったのでしょう。
他の子に比べると、それはもう優等生で大人しい子供に見えたらしいです。
私は自分の興味の持てる分野以外の勉強は本当にしませんでした。
ですから勉強のしない私を見て、祖母はいつも「あなたのお父さんは本当によく勉強してたんだよ」と父と比較して私を窘めておりました。
実際父に話を聞くと
「勉強か、手伝いか、を迫られたから勉強の方が楽だから勉強してた」
と飄々と答えるくらいなので、祖母の認識とは少々のズレを感じますが、確かに勉強はしていたのでしょう(笑)
そんなお手伝い拒否派の父でしたが、ちょっとした用事に関しては面倒だと思いながらも指示に従っておりました。
例えば「開いている窓を閉めてきて」という簡単な用事でございます。
納屋だか納戸だか小屋だか、わかりませんが、主屋ではない箇所の窓が夕方まで開けっ放しだったことに気付いた祖母は父に窓を閉めてくるように頼みました。
まだ小学生だった父は面倒だな、と思いながらも大人しく窓を閉めに行きました。
その窓はやや高い箇所にあり、すべりだし窓のような形でした。
突っ張り棒のような金属が窓枠の下部についており、その棒には穴が開いていて、窓に付いている小さな棒をその穴に差し込み固定して窓を開けておくものでした。
父は窓の下まで来ると金属の棒を無造作に下に動かしました。
それだけで棒の穴から窓を固定していた小さな棒が外れ、窓がぱたんと閉まるのです。
その瞬間でした。
窓枠にひっそりと造られていた土蜂の巣が挟まり、中の蜂たちが攻撃を受けたと判断して一斉に父の顔面に襲い掛かってきたのです!
「確かに少しだけ蜂が飛んでるな、とは思ったけど、まさかそこに巣があるとは気付かなかったんだよ」
父はそう語ります。
そして十か所以上、顔面を刺されながら父は逃げ惑ったのです。
どれほどの恐怖だったでしょう……
ブヨに刺されただけで3週間も熱を出す私からしたらまさに死活問題の出来事にございます。
未だに次にブヨに刺されたらアナフィラキシーショックで死んじゃう…!と真剣に怖がっている私ですから、戦々恐々とした気分で父に聞きました。
大丈夫だったのか…と。
「別に腫れもしなかったし、熱もなかったし、痛いだけだったな」
けろりと言う父の免疫機能が一体どうなっているのか、実に興味深い私は今日も元気に焼いております。
気温も20度前後と涼しくなってきましたので、アメリカンクッキーのチョコレートを復活させました。レモンピールの苦味と爽やかさがチョコレートに合う、しっとりと軽いクッキーとなっております。
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ちなみに顔中を蜂に刺されて帰宅した父に祖母は特別、驚きもしなかったそうです。
驚かないどころか、蜂に刺されたと訴えた父にカラカラと笑った祖母は私的にはかなり衝撃的な言葉を言い放ちました。
「蜂の巣があるから、閉めに行きたくなかったんだよね~」
知っとたんか~いッ???!!!
いや!非道!!!!!
人として非道!!!!!
我が身を守り、我が子を犠牲にするって、それどうなの????!!!!
これが昭和一桁の母なのでしょうか……
怖い……
ある意味無傷だったからよかったものの、万が一があったとき、どうするつもりだったのか、聞きたい気持ちはあるのですが、残念ながら祖母の頭はすでにお花畑なので、これはもう永遠の謎となってしまいました。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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明日もまたいらしてくださいませ~♪