筋肉をつけたい、身体を大きくしたいなら、トレーニング以上に重要と言っても過言ではないのが、"食事"です。
筋肉を付けるためには、いかに質良く回数や量が食べられるかが、身体を大きくすることに直結していきます。
これはトータルワークアウト時代の後輩、北村克哉のポストで、彼の身体作りへの姿勢をそのまま表現していたような内容です。
数年前、焼肉屋で仲間の祝勝会があったのですが、北村はその日の開催時間ギリギリにお店に到着しました。
話しを聞いていると、撮影か何かでトレーニングの時間が押してしまい、本来トレーニング後に一食分食べる予定だったのに、時間がなくなってしまったと。
祝勝会は仲間内だけでなく目上の方々も参加するため、トレーニング後の汗だくのままでは失礼なので、身綺麗にしなければいけないという一方で、筋肉のために食事を抜く訳にもいかないという葛藤の中、北村が考えに考えて選択したのは、急いでシャワーを浴びながらサラダチキンをほおばったそうです。
お行儀がいいかどうかはさて置いて、とても彼らしいエピソードで好きなのですが、この話を聞いていた時、正直僕はハッとさせられました。
大人になると、仕事や家族に時間を取られたり、自分のやりたい事以外にやらなければいけない事が増えたり、周りに気を遣って合わせたりすることが多くなり、仕方ないことだと自分に言い聞かせて、時には言い訳にして、自分のやりたい事や、やらなければいけない事の優先度を自ら下げてしまっていませんかと。
それが大人になるということでもあるのだと思いますが、北村はそうではなく、目標とすべき事の優先度を決して下げない。
彼のそういった姿勢や取り組みが、あの身体を作り上げたのだと思いますし、合点がいきます。
前置きが長くなりましたが、今回の食事のお話でお伝えしたいのは、そのぐらいの気概で取り組まなければ、そんなに簡単に身体は変わらないということです。
動画に出ているのはモンスターの方たちではありますが、身体を大きくする上での食事の摂り方の本質を突いている内容で、トレーニングをしているのに身体が変わらない、大きくならない、体重が増えないと嘆いている方は一度見る価値があると思います。
これは食事だけでなくトレーニングにも共通することですが、基礎も出来ていないうちにYouTubeやインスタで見たキャッチーな種目にすぐ飛びついたり、色んな種目に手を出してみたりして、他にきっと何か魔法のような特別な方法があるのではないかと願っている方がいるようですが、ないです。
食事も同様で、サプリやプロテインだけで大きくなれれば苦労はないですが、以前の記事でもお伝えしたように、ウエイトゲイナーやミールリプレイスメントなどもあくまで二の次。
近年は様々なプロテイン入りの製品も増えましたが、微々たるタンパク質が入った代替品を頼るより、やはり一番大切なのはしっかりした食事内容、量、回数をとること。
特別な方法などなく、この通りです。
今より食事の量も回数も増やさなければ今以上に身体は大きくならないですし、自分では食べてるのに体重が増えないと言っている方は、食べてるつもりになっているだけで絶対的に量も回数も足りないです。
自分の快適な範囲の量や回数で食べて、快適な頻度や重量でトレーニングをしていて大きくなれる訳がありません。
今以上に食べない限り、決して大きくはなれないのです。
今の自分の心地よい量を超えて、辛いと感じるぐらいに食べなければ、今の身体以上の成長はあり得ません。
現状を変えず、今以上の努力や工夫をせずに大きくなれる訳がないので、日々限界に挑み、食べるのが嫌いになるぐらい食べて初めて身体が変わっていくのです。
身体を大きくするためにやるべき当たり前のことをやらずに、身体が大きくならないと嘆いていても、それはそうでしょうで終わってしまいます。
ジムでデカい人は必ずこの道を通っていますし、この道を通らずしてデカくなった人はいないでしょう。
あれやこれやと理由をつけて言い訳をしたり、他責したり、食欲がない、食べられないなどと言ってる時点では、絶対にデカくなれないです。
見た目が崩れたりお腹が出るのは気になるからと自らストップをかけてしまったり、食べる量をセーブしてしまうような場合も、身体を大きくすることは難しいでしょう。
それじゃスタート位置に立つ前にレースを辞退するようなものです。
休日は昼まで寝たいし好きな時間に食べたい、胃を休ませないと…、いつまでも出来ない理由を探したり、仕事や誰かのせいにしても身体は変わらない。
朝は時間がなくて食べられない…
なら前日から朝食の準備をして、早く起きて食べる時間を作りましょう。
朝は食欲がなくて…
食欲がなくても食べる努力をしましょう。
朝からしっかりと食事をとらないと1日のたんぱく質量や食事の回数も多く稼げないですし、寝て起きたら体重が減っているような人は、寝ている間の空腹をいち早くリカバリーしなければいけません。
大きくなりたいと思うなら、沢山食べれば大きくなれますし、今のまま何も変えないのであれば無理でしょう。
トレーニングの強度、量、頻度ももちろん関係してきますが、今以上に食べなければ大きくはなれないのです。
トレーニング・食事・睡眠、全てをしっかりと取り組んだ結果、身体が変わるのです。
皆さんの周りにも、毎日ジムで見かけたり長年ジムに通い続けているのに、重量や身体が全く変わっていない人が沢山いると思います。
トレーニングのやり方や強度に問題がある場合も多いですが、トレーニングは通常は一日1〜2時間、残りの22〜23時間の過ごし方が物凄く重要で、睡眠時間をしっかりと確保して、食事の内容や量や頻度に注意し、1日の中で間隔を開けずに食べるということが大切です。
痩せやすい人は一食抜くだけで命取りです。
一食抜いてしまうと数時間食べない時間が発生するので、取り戻すのが本当に大変です。
平日はしっかり食べているけど、土日は適当になってしまうという人も、それでは平日の努力が土日で消えてしまいます。
と、偉そうに書いていますが…。
僕は今でこそ通常時の体重が80kgちょっとありますが、筋トレを始める前は50kg台で、筋トレを始める前は大盛りなど頼んだことがないぐらい食が細く、当然回数も全く食べられませんでした。
左の写真は筋トレを始めて3年ぐらい経っていましたが、この頃も食事に対しての意識はまだまだ低かったので、やはり筋トレをしていても身体が細いです。
この頃は栄養への意識も低く、食べる量も少なかったところから少しずつ意識を変えて、食べることが嫌になるほど必死に食べる努力をしだしてから重量と共に身体が一気に変わりました。
今では食事の量も回数も別人のように食べられるようになり、今では通常体重で80kg超えが普通の状態になっています。
以前は細かった僕が、このように実際に食べることの大切さを痛感してきたので、身体を大きくしたり筋肉を付けていくためには、"食事"の内容や量を見直すことが、身体を変えるためのキーポイントになります。
人によっては落ちてるもの以外全て食べた方がいい方や、炭水化物をもっと増やした方がいい方、筋肉を増やそうとするあまり栄養が過剰になりすぎている方など、パーソナルトレーナーから見ると改善の方法は人それぞれに違います。
筋トレはしているのに、身体がなかなか変わらないという方は、食事が原因の可能性は高いので、ご自身の食事の内容や回数を今一度見直してみましょう。
正しい方法で努力をしていても筋肉が付くには時間がかかるのに、間違った方法で続けていたらいつまで経っても筋肉は付きません。
初めから正しい知識を学び、正しい方法を習い、正しい方向に努力の時間を費やしていきましょう。




















