ゴールドジム渋谷東京店オフィシャルパーソナルトレーナー 本数No.1 武井正道のブログ -2ページ目

ゴールドジム渋谷東京店オフィシャルパーソナルトレーナー 本数No.1 武井正道のブログ

ゴールドジムオフィシャルパーソナルトレーナー/NSCA公認ストレングス&コンディショニング・スペシャリスト/パーソナルトレーナー歴23年

前回の記事で今年のダイエットの内容を書きましたが、かれこれ15年ぐらいに渡って増量期と減量期を分けて計画的にトレーニングを行い、筋肉を増やして脂肪を落とすという作業を毎年続けています。
今年の減量の結果は、4ヶ月弱で−12kgまで落としました。

9月1日 86.9kg〈スタート〉
10月1日 82.7kg
11月1日 80.1kg
12月1日 78.3kg
12月26日 74.9kg〈フィニッシュ〉 

さすがに減量の最後の方はレップ数は落ちましたが、今年も、長年の経験と気合いと根性でトレーニングの使用重量は落とすことなく、なんとか最後まで乗り切ることが出来ました。

この「重量を落とさない」ということが、減量期において筋肉を出来る限り残すために非常に重要になります。
増量期でせっかく重量を伸ばしたのに、減量期で体重の減少とともに使用重量まで落ちてしまっていたら筋肉を残せないので、本来の減量期の意味がありません。
減量をする本来の目的は、増量期で増やした筋肉と余計に付いた脂肪を、筋肉を残しながら出来るだけ脂肪のみを削ぎ落とすことです。



脂肪を落とすだけでなく筋肉まで落ちてしまってはただ細くなるだけでせっかく増量した意味がないので、余計な脂肪を削ることで増量期で増えたベースの筋肉をしっかりと残し、また次の増量期のフェーズでその上に筋肉を付けていくからこそ少しずつ身体が大きくなっていくのです。

増量期の時はどんどん重量が上がっていくので無敵感がありますが、毎年減量期の後半になると体重が減ってくる影響もあり、今まで挙上出来ていた回数が少しずつ出来なくなってくるタイミングが来ます。
減量の後半は、毎回トレーニングの前は「今日は挙げられるかな…」と不安が襲い、「重量を落とした方がいいかな…」と弱気な気持ちが出ます。

減量後半は体重も軽くなって体幹部も細くなってくるので、「だんだんフォームも不安定になってきたから怪我しないかな…」などと様々な恐怖が襲い、特にBIG3は毎回恐怖との戦いになりますが、重量を落としたりすることなく、逃げずに重量に立ち向かい、弱気な自分に負けずに恐怖に打ち勝つことで筋肉が残せるのです。 

今年の減量も、怪我や重量の恐怖に打ち勝って、無事に重量をキープしながら筋肉を残すことに成功出来たと思います。


よく、そんなに増やしたり痩せたりを繰り返し行うのはなぜですか?と聞かれます。
先述した内容と重複しますが、簡単に言うと筋肉を増やして脂肪を落とすことで、長期的に筋肉だけを増やしていけますし、筋肉の密度を高めていけるので、わざわざ増量期と減量期に期分けをして計画的に身体作りをしているのです。

素朴な質問で、筋肉だけ増えていかないの?と思うかもしれないのですが、両立は難しいです。
前回のブログでも書きましたが、筋肉を増やしたいけど体型が崩れることを恐れて、結局ずっと細いままの人達を何人も見てきています。
対極にあるものを成立させようとしても無理ですし、二兎を追う者は一兎をも得ずということわざにあるように、同時に違ったことをしようとしても結局どちらも達成することは出来ないのです。

これをちゃんと理解して、期分けをして計画的に身体作りをすれば長期的に筋肉を増やしていけますし、どっちつかずで筋肉が増えも痩せもしないという状況に陥らずにすみます。

増量期は、筋肉を増やすことに全振りする期間です。
この期間は、体重が増えてトレーニングの使用重量も増えるので、筋肉も増えやすいですが脂肪も増えやすいです。

反対に減量期は、脂肪を減らすことに全振りする期間です。
体重や体脂肪を落としていく中で、出来る限りトレーニングの使用重量を落とさずに筋肉を残すことで、結果的に増量期で増えた筋肉から余計な脂肪を落とすことで、ありのままの筋肉だけの自分の姿が現れるのです。

そして、増量期からの減量期を行った皆さんが必ず経験することなのですが、増量期から減量を乗り越えて筋肉だけが残ったありのままの姿の自分は、驚くほど細いことにショックを受けるのです。
筋肉は脂肪に覆われていると一見大きく見えますが、一度しっかりと減量してみると、本来の自分はこんなにもちっぽけなのかと思うことでしょう。
そんなに細くなるなら減量なんてしたくないと思うかもしれませんが、一度減量をして本来のありのままの姿と向き合うことで、自分の弱点や改善すべき点が見えてくるのです。

そこで見えてきた自分の弱点や弱い部位を次の増量期間の強化部位として種目やメニューに反映し、次の減量期が終わった頃には改善出来るように努力を繰り返していくことが、身体作りには大切なのです。
これをやらないから、身体が変わっていかないのです。


僕も増量期と減量期のサイクルを始めたばかりの頃は、減量期の後半は食事を減らし過ぎてパワーが出なくなったり、著しく重量が下がったりしていました。
身体も、肩周りの筋肉はゲッソリと落ち、ただただ細くなってしまっただけの時がありました。

これは経験不足に加えて、筋量も不足していたせいでした。
減量の経験が増えていけば最後までパワーを出せてパフォーマンスも落ちなくなってきますし、少しずつ筋肉量が増えていけば、絞れてきても肩周りの筋肉はより際立つようになり、筋肉を残しながら絞っていけるようになっていきます。

これを繰り返していくことによって、少しずつ弱点のない完璧な理想の身体に近づいていき、どこから見てもデカい身体を作っていくことが出来るのです。
ある程度身体が出来ているのに肩や腕が細いと勿体ないですし、上半身は大きくて下半身は細いなんてカッコ悪いですし、前から見ると凄くても後ろから見たらショボいなんて嫌ですし。

話は最初に戻りますが、これらを改善していく手立てが、計画的な増量期と減量期のサイクルを作り、増量期で増やした筋肉をキープしながら減量期で脂肪を落とし、弱点を改善していく作業を繰り返していくことでどこから見てもデカい理想の身体を作っていけるのです。



計画的な増量減量サイクルを始めたのはトータルワークアウトにいた初期の時代でしたが、必死に食べまくって増量をして顔までパンパンに太るほどの状態で75kgぐらいだったと思いますが、ゴールドジムで活動して12年が経った今は、しっかり絞って顔が小さくなった状態で75kgという。
初期のサイクルを始めた頃から比べると、筋肉の増え具合や体脂肪の減り具合はもちろんのこと、見た目もトレーニングの使用重量も別人のように変わっています。

今まで漠然と身体作りをしていた方は、一度しっかりと計画を立てて、計画的な身体作りをしていけば、まだまだ伸び代はあり、身体は変わっていきます。
プロの指導を継続的に受けて、計画的に身体を変えていきましょう。