国立劇場の歌舞伎鑑賞教室。チケットいただき2度目。


前回がコチラ


今回の演目は、近松門左衛門作の上方(大阪)歌舞伎「恋飛脚大和往来 封印切」


江戸時代に実際に起きた事件をもとに文楽(人形浄瑠璃)作品として完成、それを80年後の1796年に歌舞伎化。


かれこれ200年以上続いている演目です。

こうした演目を上演して守っていくことが国立劇場の使命のひとつ。



さて、半蔵門の国立劇場は建て替えのため昨年の秋閉場で、今回は荒川区民ホールでの開催。



国立劇場の建て替えの入札が、過去2回不調に終わり問題になっています。

予定通りの建て替えは無理となれば、こうした他ホールでの巡業もいつまで続くのか。


借り物なので、舞台の幕間も、盛大な大道具の撮影の音が聞こえます。

これが今までの国立劇場であれば、回転舞台などの装置があっていらなかったはず。


今回は歌舞伎だったけど、文楽などの上演も相当苦労があるようです。

また、演者の方々にはご高齢の方も多いので、早く先のスケジュールが決まれば良いなぁと思います。



鑑賞会は、まず歌舞伎独特の舞台装着や筋などの解説があり、その後実際のお芝居を鑑賞です。


訳あってお腹いっぱいで会場入りしたけど、舞台が始まると面白くて、最後まで楽しみました。

ついでに、初めての荒川区民ホール界隈も散策。それはまた別の記事にします。


上演中から思っていたのだけど…


色男、モテる女…は舞台の上の配役によって見え方が違う…。。

この人とあの人を入れ替えたら良いのに〜!とか思いながら見てました・笑