手術から退院の間の2人の訃報は、私にとって印象深い方々でした。
小澤征爾さん。サキトウキネンオーケストラ、初期の頃松本に行った時に買ったバンダナ出してみた。
在京オケをひと通り聴いて新日本フィルが気に入り、定期公演を4〜5年聴いていた頃の常任指揮者の1人。
小澤さんの指揮は楽しくて、彼が振る日を選んで行くほどには好きでした。
松本に行ったのも、そんなのがきっかけだったと思う。ちょうどその頃、1992か3年だったはず。
地方都市で世界的オーケストラの音楽祭を開催中するというのも、国内初めてくらいだったはず。
公演日の昼ごろ松本入りし、街なかにクラシック音楽が流れているのがとても楽しかった記憶。
うなぎ食べて、お菓子買い込んで、夜のステージ形式のオペラ楽しみました。
今でも続いている松本のサイトウキネン音楽祭、去年はジョン・ウィリアムズが久々に来日。
スターウォーズのテーマなどを自ら指揮した最後に、ステージに車椅子の小澤征爾氏を招き入れた様子をテレビで拝見。
30年近く前のあの頃のパワフルで元気な小澤さんを思い出しつつ、合掌🙏
もう1人は柚木沙弥郎さん。民藝運動のの作家の1人として知ったのが初めてだと思います。
染織家であり70歳過ぎてから絵本書いたりして、創作意欲が尽きませんでした。101歳。
特にここ数年は、展覧会によく足を運びました。
そして、沙弥郎さんデザインのお土産買ったりして、入院の時もたまだバッグを持参してました。
本職とは違う分野だけれど、沙弥郎さんの描くキャラクターはどれも温かみがあって離れ難い…
もう新作は観られないけれど、すでに残しているたくさんの作品はずっと色褪せないと思います。
合掌🙏