昨年100歳を迎えられた、柚木沙弥郎さんの展覧会、今回は日本民藝館にて。
始まるのを待っていて、最初の週末に行ってきました。
日本民藝館。歩いて出かけました。30分くらいで行けます。
お正月の松飾が飾られていて、気持ちいい。
あいにくの雨だったけれど、それがまた建物の風情がよりよく見えると踏んでました。
想像通り。
青みを帯びた大谷石、敷地内にたくさん置かれている大きな壺に落ちる水の輪、
まだつぼみもみえない梅の木も黒々としっとりしていました。
2018年の展覧会は、駒場東大キャンパスのフレンチランチと一緒に楽しみました。
今回も・・・と企んだけど、ちょうど東大が入試期間中でキャンパス閉鎖・・・残念。
女子美の美術展や、立川のプレイミュージアムでの展示はモダンだったけれど、
民藝の世界観におかれる作品は、またしっくりと馴染んでいて、居心地よさそうでした。
英国の古いサイドボードの上に飾られたツバメの柄の布(作品)の下には、
インドの古い玩具、ヨーロッパの鳥の玩具、アフリカの土器やオブジェ。
素敵すぎる民藝の名品のとりあわせでした。
西館は、民藝運動の創始者、柳宗悦の住居跡。開館日が限定されています。
開館日であることを狙っていきました。こちらにも松飾。
建物内の展示jはほとんど通常通りでしたが、1階の和室の床の間だけ特別展ならでは。
沙弥郎さんの布が飾られた床の間に、バーナードリーチの陶器、河井寛次郎の器。
行くならぜひ、西館の開館日をチェックしていただきたい・・・。
民藝の冊子、買ってしまった。
雨に濡れてしっとりした外観。
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実は、民藝館に来る前にコインランドリーにコットンラグを持ち込んでまして。
洗濯乾燥機にかけてから民藝館に行きました。。
うっかり長居してしまい、とっくに乾燥機が終了したラグは、カゴにだされてました。。
(お店の方、すみませーん。)ランドリーから民藝館は徒歩10分。いい距離です。
ランドリーの前に寄り道したのは、岬屋さん。
店頭に並ぶ見本のうちはなびら餅1個が最後で、あとはうぐいす餅だけ。
民藝館のあとに寄ったらもうなかったね。先に寄り道して、正解。
これだけは大事に持って歩いて、洗いあがったラグと一緒に持ち帰りました。
雨の日の、たのしい散歩を兼ねた展覧会と家事しごとと、おやつでした。