吹浦で1泊したあと、本数少ない朝のローカル路線で酒田に戻ってきました。

前の日に街を回り切れなかったので、気になっていたお庭を見にいこうと。


駅のコインロッカーに荷物を預けて、徒歩7ー8分。

 

 

江戸時代からの豪商、本間家の本宅は別の場所。

駅近のこちらは藩主の領内視察の際の別荘として作った建物と池が公開、美術館もあります。



 

美術館の建物でチケットを購入。

庭園だけというのはなく、庭園と美術館のセット。(美術館単独チケットはあり。)


 

手入れされたお庭は広々。葉っぱが少しだけ赤くなり始めてる。

 

 

庭園の隅に茶室もありました。

 

 

 池にはスイレン。


 

太鼓橋とススキ。庭が完成した当初鶴が舞い降りたということで、鶴舞園の名前がつけられたとか。

 

 

庭園の中の建物、チケットを見せて入ります。

 

 

北前船の文化全体が日本遺産登録されています。

北海道から九州の主な日本海沿いの町が登録されています。


 

 入口からすぐの景色、お庭を見渡せる贅沢な空間。


 

 梅のらんまを見ながら2階へ。


 

こちらもまた絶景。お庭と、その先の鳥海山が見渡せます。


 

 葦簀のカーテンのような建具が夏のしつらえで目にも涼しく。


 

目を惹いたのはデザインされた照明。

 

 

4部屋が欄間で仕切られつつ建具が取り払われて一部屋になっていたけど、照明が4部屋とも異なる。


 

 贅を凝らすとはこういうことね。


 

 そして、ふと展示ケースを見てみたら、お宝茶道具がそれとなく飾られていた…


 

時代もの、本間家伝来のお宝茶道具、思わぬ拝見ができて楽しかった。

 

 

1階に戻り、ふと庭先を見ると、石も各種、値打ちがありそうなものばかり。

 

 

奥の部屋に喫茶スペースがあり、ぶどうジュースを頂きました。

 

 

奥の赤屋根が美術館、その先に鳥海山が見えるのでした。

 

 

家づくりにまつわる色々、機械化されていない時代の建物は見どころが多いです。


 

 そして、お庭は白ツツジが植えられていて季節には真っ白な花が咲くらしい。


 

雪景色とともに、見てみたいな〜。

 

 

ついでだし、と覗いた美術館でしたが、現代の銅版画の展示が意外に好みに合っていて。


 

こちらの中も、調度品がすてきでした。思いの外楽しんで、駅へと戻ります。

 

 

酒田駅の前の複合施設、一階が図書館なので、中に入ってみました。

 

 

お子さん向けのスペース、広々〜。



ここもー。いいな、こんな場所が近くにあると。



2階には学習向けのスペース、ここも広々。


 

図書館の棚で、地元の写真家さんの地元の風物撮った写真展なんかもやってました。



同じ建物に、月のホテルの入口。最初はここに泊まる予定だったのを吹浦に変更したのでした。

おしゃれなロビー…泊まったらそれはそれで楽しめただろうと思います。


他に、観光案内所もあってなかなか楽しい。

欲を言えば…観光客向けにお土産コーナーもう少しあるとお金落とせるのにな、なんて笑


さて、ようやく電車の時刻になります。ここから最後の町に移動します。まだ続く…