昨日のブログの続きです。

今から100年前、
シベリアで飢餓に直面していた
ポーランド孤児たち765名を
日本赤十字社が救済、

そのうちの375名が
東京広尾の福田会に滞在しました。

 

1876年に設立の福田会は

児童養護施設、障がい児入所施設、

高齢者施設を運営している社会福祉法人です。

式典が終了し、いよいよレリーフ除幕式です。
 

会場にはポーランド大使館の職員や

当時、765名の中にいた
ポーランド人の子孫のみなさんも

世界中から駆けつけました。

実際に数千人の方たちが
世界中で活躍されているのだそうです。

 

これがそのレリーフ!

福田会の庭の坂で
みんなで並んで撮った写真を

780倍に拡大し、
3m X 5m の陶板レリーフとして
蘇りました!


今でも福田会の庭には傾斜があり、

この写真を見てから
「このあたりでみんなで写真を撮ったのかしら」

と思いを馳せました。

 

この福田会とポーランド人の子どもたちのことは

何年か前に新聞を読んでいて

初めて知りました。

 

約10年前、当時の駐日ポーランド大使の

ヤドヴィガ・ロドヴィチ・チェホフスカ氏が

ジョギング中に福田会を発見し、

「ここはあの福田会ですか?」

という一言がポーランドと福田会の

交流のきっかけとなったそうです!!

そしてこの日の復田会での式典、

レリーフ設置が

実現しました。

 

ポーランドではこの出来事は

しっかり受け継がれていて、

2019年日本・ポーランド国交樹立100年の年に

「FUKUDENKAI」の名前の入った

切手がポーランドで発行されたそうです。

 

そして日本で震災があるたびに

多くの義援金を送ってくださっているそうです。

 

今世界では戦争が起こっている国があります。
子どもたちが命をおとし、

貧困や困窮で苦しんでいます。

一日も早く戦争が

終わること、これ以上子どもたちが

苦しまないことを祈るばかりです。
 

レリーフを見て、
あらためて平和について

考えさせられました。

 

 

今日も最後までお付き合いいただき

ありがとうございました。