所属の自治権確立特別委員会で

港区の児童相談所を視察しました。


「子ども家庭総合支援センター」の中に

子ども家庭総合支援センターがあり、

子育て広場や子育て支援情報センターも併設、

さらに児童相談所と

まさに子ども家庭総合支援センターです。

 

令和3年4月にオープンしました。

開設前のある時期、連日のように
港区の一等地に児童相談所を建てるなんて!といった
報道をされており、子どもたちや親御さんのことを思うと
見ていて苦しくなるような報道だったことを

今でも覚えています。

 

「とにかく早く児童相談所の開設を!」

と当時の区長の強い思いで

すぐに国有地を取得し建設に着工したそうです!!
地域に根差した施設にしたいということで

近隣には説明を重ねたほか、
区民向けの講習会、

勉強会を開催、現在も続いているそうです。

丁寧な説明は大事だとおしゃっていました。
現在は毎月地域のみなさんと清掃活動をするなど

まさに地域に根付いた施設です。


さて、「児童相談所」とは
児相福祉法に基づく

子どもと子どもを養育する人等のための

専門相談機関です。

 

ここでは相談事業やお子さんの一時保護事業、

愛の手帳の判定などを行っています。

 

館内は木の香りが広がり

自然光が気持ちを明るくしてくれる

温かみのある施設です。

写真は職員の方に許可をとって

撮らせていただきました。

 

上の写真は待合室です。

親子で相談に訪れたら

最初の待合室だそうです。

 

こちらは相談室。

 

相談室も様々な部屋があるようです。

 

診察室は児童精神科の医師が中心に

対応します。

事務室には児相の職員、子ども家庭支援センターの職員、

児童福祉司、里親支援の職員、心理士、事務スタッフ、

の職員などそれぞれの部署の多くの職員が
仕切りの無い同じ事務室で仕事をしていました。
同じ部屋で仕事をしているため
スムーズに連携、対応ができるそうです。

虐待ホットラインなどから
周囲からの通報も多いそうです。


渋谷区は現在児童相談所のサテライト事業を行っています。
いつかは渋谷区も児童相談所を開設する

時期がくるかと思いますが、

港区のようにすでに始まっている事例を

参考にしながら良いところを

取り入れて良い形で実現できればと思いました。

今日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。